社 号 式内社 但馬国七美郡 等餘神社
読み:古 トヨ、現 とよ
所在地 兵庫県美方郡香美町村岡区市原字豊田497-2
旧地名 但馬国七美郡七美郷
御祭神 豊玉姫命(トヨタマヒメ)
合祀 月讀命(ツクヨミ) 天太玉命(アメノフトダマ)
『国司文書 但馬神社系譜伝』 等餘日命
例祭日 10月9日
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
但馬国(タヂマ・たじま):131座(大18座・小113座)
七美郡(しつみ):10座(並小)
式内社
近代社格制度 旧村社
創建 天長五年(828)
本殿様式 三間社流造、柿葺(18世紀後期)
国道9号線のデサントアパレル工場の手前、市原を南へ橋を渡ると社の杜が見えてくる。南に宿という集落が国道の反対の川西にあり、式内社等余神社も川の西側に鎮座していることから、かつて山陰道は西岸を通っていたのではなかろうか。
由 緒
当神社は市原の氏神であって貞勧年間の創立と伝え、延喜式内小社に列し一説には坂本大明神と称したと言う。正暦5年(994)文中元年嘉永7年社殿再建、明治6年(1873)村社に列し大正5年(1916)拝殿を新築、同年神饌幣帛料供進神社に指定され、昭和21年(1946)宗教法人届出をして現在に至る。
-「兵庫県神社庁」-
『国司文書 但馬神社系譜伝』
人皇五十三代淳和天皇の天長五年(828)春四月、正八位下・等餘連伊知井これ(等餘日命)を祀る。
大売布命-等餘日命-伊知井-高井
社叢 鳥居
社号標に書かれた由来 狛犬・拝殿
境内 拝殿・本殿覆屋
左境内社 右境内社