式内 諸杉(もろすぎ)神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

概 要

社号 式内社 但馬国出石郡 諸杉神社
読み 古 モロスキ、現 もろすぎ
所在地 兵庫県豊岡市出石町内町28
旧地名 但馬国出石郡出石郷
御祭神 多遲摩母呂須玖神(タヂマモロスク)
アメノヒボコ(天日槍)命の嫡子とある。
『国司文書 但馬神社系譜伝』天諸杉命 又の名 多遅麻毛呂須久、但馬諸助
例祭日 10月14日

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
但馬国(タヂマ・たじま):131座(大18座・小113座)
出石郡(イツシ・いずし):23座(大9座・小14座)

近代社格制度 旧県社

創建      年代不詳(『国司文書 但馬故事記』(第五巻 出石郡故事記)に、人皇八代孝元天皇の三十二年冬十月)
本殿様式   入母屋造檜皮葺

境内摂社(祭神)

川下神社、厳島神社、大国神社、三柱神社、八幡神社
稲荷神社、天神神社、新田神社、社日神社

一口メモ

豊岡市役所出石総合支所前。有子山城(通称:出石城)の北に隣接する式内社。

歴史・由緒等

由 緒
祭神は多遲摩母呂須玖神。日本書紀には「但馬諸助」とある神で、「母呂須玖」が社名の「諸杉」の語源。

明治6年(1873)、郷社に列せられ、大正13年(1924)には県社に昇格された。

-「兵庫県神社庁」-

『国司文書 但馬故事記』(第五巻 出石郡故事記)に、
人皇八代孝元天皇の三十二年冬十月、
天諸杉命の子・天日根命をもって、(3代)多遅摩国造となす。
天日根命は、二県国造(のち二方国)・布伎穂田中命の娘、大富毘売命を娶り、天日楢杵命(あめのひならきのみこと)を生む。
天日根命は、天諸杉命を出石丘に斎き祀つる。

境内・社叢


社号標・神橋

  
一の鳥居                     二の鳥居・拝殿  木の鳥居が古さを物語ります。

  
拝殿                       本殿


社務所兼神官住居

地名・地誌

地 図

兵庫県豊岡市出石町内町28

交通アクセス・周辺情報

出石城

参 考

但馬の神社と歴史三部作

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