社 号 熊野神社
読 み くまのじんじゃ
久麻神社 『国司文書・但馬故事記』
所在地 兵庫県美方郡香美町小代区平野17
御祭神 主祭神
配祀神
御神紋
例祭日 10月4日
近代社格制度 旧村社
創建 承久年間(1219年~1221)
本殿様式 一間社流造、軒唐破風付、板葺 天保十五年(1844)(神社誌)
実山から少し南に行くと平野。最上部にある光明寺の隣に小社がある。参拝中すぐ横の塀の上から光明寺さんの飼い犬に一生懸命吠え続けられた。静かな集落に見知らぬよそ者がいたら無理はない。お寺と神社を守る生きた狛犬だ。
創立年月不詳
承久年間(1219年~1221)田公氏の一族小代大膳の拠れる大倉山城の鎮守と伝う。
天正5年(1577)の乱に社殿火災に罹りその後再三火災のため古書類を悉く焼失せり。
江戸時代文政9年(1826)、天保15年(1844)に社殿を再建す。初め熊野大権現宮としょうせしも明治3年(1870)正月現今の社名に改め同6年(1873)10月村社に列せらる。「兵庫県神社庁」
人皇47代淡路廃帝(淳仁天皇)天平宝宇4年冬10月 従八位上岡首用野麿の子、広野麿を以て大領に任じ、従八位下を授く。
熊野連吉射を以て主政に任じ、大初位上を授け、耀山首丹磯城を以て、主帳に任じ、少初位上を授く。
熊野連吉射はその祖味饒田命を平野丘に祀り、久麻神社と称えまつる。
耀山首丹磯城はその祖素盞鳴命を耀山に祀り、耀山神社と申しまつる。『国司文書・但馬故事記』
社頭 拝殿
本殿覆屋 堂
兵庫県神社庁・香美町