プロフィール

このホームページは、一体誰がどのような企画で作成したのだろう。
そう思われる方のために、自己紹介として記します。

神社に興味を持ち始めたのは、そもそも約15年前に、地理・歴史が好きだったこともあって、地元の全国的にも珍しい粉々に破壊されて見つかった久田谷銅鐸かも知れません。銅鐸とは何なのか?というのがきっかけでした。

久田谷銅鐸は、なぜ見事なまでにきれいに破壊されたのか?数年前兵庫歴史博物館で石野館長の破壊実験を見ても、これほど見事に細かく割ることは出来ませんでした。

銅鐸が何のために制作され、また、同時期に埋められたり破壊されたのか?
集落の祭祀に用いられたのなら祭祀場から発展した神社に関心が移っていきました。
我が豊岡市日高町は、合併するまで城崎郡日高町で、古くは但馬国の国府・国分寺が置かれた但馬国の中心地であり、従って式内社や式内兵主神社という神社が2ケ所もあり、神社数が多いことから、神社とは、そして縄文から日本人の神を祀るルーツとは何だろうと知りたくなりました。日本最古の神社の記録に延喜式神名帳があります。ここに記載された神社を「式内社」といいますが、但馬は旧国で大和286座216社、出雲、伊勢253座、近江155座に次いで旧国で全国の5番目に式内社が多く131座116社もあるのです。大和朝廷の大和や近い近江、神の国である出雲、伊勢は誰しも知っていますが、その次に畿内の近国であってもここに日本建国の頃より但馬国が重要だった何かがあったからではないでしょうか。但馬は当初丹波国の一部で、律令制のあと丹波から但馬、丹後が分国したのですが、丹波は69社、丹後は64社、と比較しても但馬の131座116社は倍近い数です。

但馬を知るには少なくとも近国も知らねばと式内社を廻り、気がつくと、この10数年間に、兵庫県下は元より、出雲から大和、伊勢、若狭まで近畿周辺が中心ですが、1200社も廻ってしまいました。

世界最古の国家は日本です。

「神社」こそ日本そのもです。日本人のアイデンティティ、ランドマークであり、区のコミュニティのシンボルであるのです。大切にしなければなりません、日本人のアイデンティテーなのです。こんなにも世界に誇れる歴史や文化がそれでも残ってきたのですから。日本人はもっと自信と誇りを持って世界に「神社」のこころ=すべてを受け入れ尊重する精神を培ってきた世界最古の民の国なのです。

大小にかかわらず身近な神社を大切にしてください。世界最古の国家、日本のランドマークは神社と思います。

宮司、氏子のみなさまへ

神社のホームページ作成・運営の協力をいたします。web-opener.com/

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