史料

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【日本神話】 第4巻「日向編」 第2章 海幸・山幸

■海幸・山幸 火の中から産まれてきた三人の子供のうち、お兄さん(ホノスソリノミコト1)は海で釣りをするのが上手だったのでウミサチヒコ(海幸彦)と呼ばれ、弟(ヒコホホデミノミコト2)は山で狩りをするのが上手だったのでヤマサチヒコ(山幸彦)とよばれました。 [註] *1 『日本書紀』では火闌降命、『古事記』ではホデリノミコト・火照命 *2 『日本書紀』では主に彦火火出見尊、『古事記』ではホオリノミコト […]

日本神話と神々

神代神話の概略構成 現在、日本神話と呼ばれる伝承は、そのほとんどが『古事記』、『日本書紀』および地方各国の『風土記』にみられる記述をもとにしています。高天原の神々を中心とする神話がその大半を占めていますが、その一方で出典となる文献は決して多くはありません。 本来、日本各地にはそれぞれの形で何らかの信仰や伝承があったと思われ、その代表として出雲(神話)が登場しますが、倭(ヤマト)王権の支配が広がるに […]

【日本神話】 第4巻「日向編」 第1章 天孫降臨

■日向神話の構成 日本神話の中心は古事記・日本書紀にみえる神話です。この2つの書の神話は必ずしも同じではないが、全体としては1つの筋をもっていて、日本国と皇室の創生の物語が中心となっています。その物語の舞台は3つあります。出雲(今の島根県)、そして日向(今の宮崎県)と大和(今の奈良県)です。(高天原を加えれば4つ) 出雲の場合は大方が独立した物語で展開します。それに対して、日向と大和の場合は、天・ […]

【日本神話】 第1巻「創世編」 第3章 神産み 自然にまつわる神々

イザナギとイザナミはさらに、海や川、山、雨、風、田などの神々を産みました。 ところが、最後に火の神を産んだイザナミノミコトは、わが子の火でからだを焼かれ死んでしまいました。黄泉の国(よみのくに)へ行ってしまったのです。これが生者と死者のはじまりです。 イザナギはイザナミを黄泉の国(よみのくに)へ迎えに行ったのですが、死者となったイザナミは既に変わり果てた姿になって連れ戻すことはできませんでした。 […]

【日本神話】 第1巻「創世編」 第4章 黄泉の国(よみのくに)

あらすじ 世界の最初に高天原で、別天津神・神世七代という神々が誕生。これらの神々の最後に生まれてきたイザナギ・イザナミは、さまざまな神々を生み出していきましたが、火の神カグツチを出産した際にイザナミは火傷(やけど)で死んでしまいました。愛する妻を失ったイザナギはその怒りからカグヅチ(迦具土(加具土)神)を十拳剣で切り殺した(この剣に付着し、したたり落ちた血からまた神々が生まれる)。イザナギはイザナ […]

【日本神話】 第1巻「創世編」 第2章 国産みと島産み

国産み(くにうみ)とは日本の国土創世譚を伝える神話である。最後に生まれたイザナギとイザナミは下界に矛を降ろして、大地に島を作りました。 葦原中国に降りた二柱は日本列島と八百万の神々を生んでいきます。 ■イザナギ・イザナミ はるかな昔のことです。どろどろした固まりだった宇宙は、天と地に分かれ、神様たちが住んでいる天を、「高天原(たかまがはら)」といいました。 あるとき、神様たちが高天原から見下ろして […]