堅田神社(式内 弥賀多多神社)

投稿者: kojiyama 投稿日:

概 要

社 号 堅田神社
読み:かただ
延喜式神名帳 式内社 播磨国明石郡 弥賀多多神社
読み:ミカタタ
所在地 神戸市西区平野町堅田491
旧地名 播磨国明石郡
御祭神
主祭神 大己貴命(オオナムチノミコト)
配祀神 猿田彦命(サルタヒコノミコト) 倉稲魂命(ウカノミタマノミコト) 皇太神(スメオオカミ) 素盞嗚尊(スサノオノミコト)
例祭日 10月10日 秋季例祭

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』
山陽道 式内社140座 大16(うち預月次新嘗4)・小124
播磨国(ハリマ) 式内社50座(大7座・小43座)
明石郡(アカシ) 9座(大3座・小6座)
近代社格制度
社格制度廃止後

創建   天元2年(979)
本殿様式 入母屋造 桧皮葺

境内摂末社(祭神)

稲荷社 弥賀多多神社

一口メモ

式内社は比定社(論社含む)が多数ある場合がままある。一度廃絶したり、遷座や分村によって分祀されたりで古社地が分からなくなってしまった式内社だ。堅田神社比定社が3つあり、こうした複数ある式内社は
ある意味調べ甲斐がありともいえる。

式内 弥賀多々神社 論社

堅田神社
兵庫県神戸市西区平野町堅田491
堅田神社
兵庫県神戸市西区平野町繁田558
堅田神社
兵庫県神戸市西区平野町黒田392
岩屋神社
兵庫県明石市材木町8-10
伊弉冊神社
兵庫県明石市岬町19-8

歴史・由緒等

由 緒
当社は、天元2年(979)正月15日の創建と伝えられる。

神前手洗石に、「天文6年(1537)酉正月吉日」、また数基の石灯籠に「宝暦七丑年(1757)8月吉日」、「寛政元酉年(1798)8月吉日」、「嘉永二己酉年(1849)」、「嘉永七寅年8月吉日」、また、鳥居には「享和2年(1802)戌8月吉日」の銘が刻まれている。

本殿は、桧皮葺き入母屋造で、幣殿は萓葺き切妻造で、拝殿は瓦葺き入母屋造である。

長納屋、鳥居、数基の石灯籠もあって、広い境内と杜を有し、市民公園として親しまれている。

近年、西神ニュータウンの発展と、隣接している関係から(神戸高塚高校から徒歩3分)、その地区からの参拝者も増えている。

黒田地区、繁田地区の堅田神社は当堅田神社が分かれたものであるといわれている。

-「兵庫県神社庁」-

境内・社叢

 

   
標柱                       参道

  
手水舎                      鳥居

  
拝殿                       拝殿・本殿

   
狛犬

  
本殿右手境内社 稲荷神社             手前に祠

地名・地誌

平野
明石川上流域で平野部の真ん中を明石川が流れ開けていた土地。宇留春日神社と押部谷住吉神社の中間。

地 図

神戸市西区平野町堅田491

交通アクセス・周辺情報

参 考

「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他

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