式内 松尾神社
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概 要
社 号 式内 松尾神社
読み: 古 マツノヲ、現 まつお
所在地 京都府亀岡市旭町今峠4
旧地名 丹波国桑田郡
御祭神 大山咋命(おおやまくいのみこと) 市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)
例祭日 4月16日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
丹波国(タンバ):71座(大5座・小66座)
桑田郡(クワタ):19座(大2座・小17座)
近代社格制度 旧村社
創建 和銅年間(708~715)
本殿様式 一間社流造 檜皮葺
境内摂社(祭神)
本殿右手 八幡神社(応神天皇)、素戔嗚社・天照大神社
本殿左手 天満宮(菅原道真公)、蛭子神社(恵比寿神)、大己貴神社
境内左手 稲荷神社、今宮神社(素戔嗚神)、高房神社(経津主神・武甕槌神)、罔象(みずはのめ)神社(罔象女神)
文化財
京都府文化財
(登録文化財)
松尾神社本殿 – 昭和60年5月15日登録
松尾神社文化財環境保全地区 府文化財環境保全地区
一口メモ
八木駅から、車で約10分。
山陰道/国道9号線八木(交差点)で国道477号線へ進む
4 kmで右折し、450 mで左折する。
池の横の道を徒歩で約100 m進むと、獣よけの冊の扉を開けて100mほど参道を進むと石段が続く。
歴史・由緒等
由緒掲示板
三郎ヶ岳の山麓に位置する当社は、大山咋命(おおやまくいのみこと)と市杵嶋姫命 (いちきしまひめのみこと)の二柱を祭神として祀る。社伝等によると、秦川勝が聖 徳太子の命を受けて佳所である当地に祀ったことに始まるといわれ、平安時代の書物 である「延喜式」にも記載された古い社である。古昔は、近村も含めた氏神として境 内にも多くの建物があったと伝えるが天正年間(1573~92)の明智光秀の丹波 進攻による兵火により焼失しわずかに本殿だけが難をのがれたという。本殿は一間社 流造檜皮葺の建物で明応七年(1498)頃に建てられたものである。身舎組物は三 斗組とし、頭貫端を肘木状につくり三斗を受ける。側面は二間で妻飾りを叉首組とす る。なお向拝の桁より下と縁廻りが江戸時代以降の改変によるが他は軒まわりも含め て室町時代の姿をよくとどめている。昭和六十年に本殿が府登録文化財に、また境内 及びその周辺が府環境保全地区に決定された。
境内・社叢
旭町道路沿いに御旅所がある 神社の前に大きな池
一ノ鳥居
二ノ鳥居 石段
御神門 新調の石製扁額が置かれていた
神楽殿(舞殿) 清水を引いた手水鉢 盛夏には冷たくて心地よかった
本殿 拝殿扁額
本殿 (ピンビケすいません)
本殿左境内社 本殿右境内社
境内社 境内左
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
『延喜式の調査』さん、他
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