五百井神社(式内 蘆井神社)
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概 要
社 号 五百井神社
読み いおのいじんじゃ
式内社 近江国栗太郡
所在地 滋賀県栗東市下戸山20
御祭神
御神紋 下り藤
例祭日 5月5日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
栗太郡 8座 大2座 小6座
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 一間社流造
境内摂末社(祭神)
八幡社
山頂奥宮 山王社と龍王社
一口メモ
訪問日は、平成28年7月28日(2016)。鳥居から参道をまっすぐ進むと驚いた。砂防工事の痕だけで社殿も何もない。神社があっただろう裏手の山の上部から地肌が削り取られてむき出しになっており、これまでの神社探訪経験から、台風や豪雨による山崩れにより神社が倒壊し、更地になったままの状況を見ていたので、すぐこれは山崩れが起きたのだとわかった。
神社を調べておられる「滋賀JINじゃ!」さんのホームページがあったので、それによると、
「2013.9月の豪雨でこの付近に大きな被害が出て、その後も大雨のたびに安養寺地区に繰り返し避難勧告が出ているのは知っていたのだが、五百井神社の全壊を知った (中略)資金の問題、再崩落の危険などから再建の見通しは全くないという。周辺では屈指の古社であり式内社。なんとしても再建を果たしてもらいたいものだ」
倒壊前の状態 http://shigajinja.shiga-saku.net/e871421.html
歴史・由緒等
創祀年代不詳で、古代豪族蘆井造の祖を祀るともいうが明らかではない。大永四年の旧本殿棟札によると、下砥山村(現下戸山)の鎮守として篤く崇敬されていたことがわかる。式内社(栗太郡八座の内)、明治九年村社に列す。神社は安養寺山の麓にあり、山頂に古木に囲まれた山王社と龍王社の小祠がある。山王社こそは蘆井に坐す神が降臨する場所でなかったかと考えられる。
『滋賀県神社庁』
境内・社叢
鳥居 境内
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