出世稲荷神社
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概 要
社 号 出世稲荷神社
読 み しゅっせいなり
所在地 京都市左京区大原来迎院町148
御祭神 稲倉魂命(うかのみたまのみこと) 猿田彦命(さるたひこのみこと) 天鈿女命(あめのうづめのみこと) 大巳貴命(おおなむちのみこと 保食命(うけもちのみこと)
例祭日 4月8日
社格等
式外社
近代社格制度 旧村社
創建 天正十五年(1587)
本殿様式
境内摂末社(祭神)
三石大神 水天宮 大神宮
一口メモ
大原三千院に向かう旧道沿いにある。神社近くの狭い道沿いに観光客用駐車場がたくさんあるが、目的が違うのと、そんなに時間はかからないので参道前に路駐させてもらった。
歴史・由緒等
当神社、天正十五年(1587)年に関白太政大臣、豊臣秀吉公が聚楽第を造営するに際し邸内に日頃より信仰していた稲荷神社を勧請しました。翌年、後陽成天皇が聚楽第に行幸し、稲荷社に参拝したときに、立身出世を遂げた秀吉に因んで「出世稲荷」の号を授けたという。聚楽第取り壊しの後も元の場所に鎮座していたが、寛文3年(1663年)に二条城西方の千本通沿い(千本旧二条付近、京都市上京区千本通竹屋町下ル)に遷座した1。出世開運の神として大名・公家から庶民までの崇敬を受けた。江戸時代後期には庶民が寄進した300本を超える鳥居が立ち並んでいたという。近代に入ると千本通界隈が映画興行の街として繁栄したため、牧野省三や尾上松之助が鳥居を寄進した。
2012年(平成24年)6月に京都市上京区より左京区大原に移転した。2
『神社公式サイト』
*1 この地は平安京大内裏の大極殿入口にあった、応天門の跡地と比定されている。
*2 地域に氏子がないこと、文化財指定がないことなどから、老朽化した社殿の維持・修復が困難となり、境内地を売却。
境内・社叢
社号標 旧鳥居扁額
狛狐
奥の宮 出世稲荷大神 三石大神
水天宮 大神宮
地名・地誌
地図
交通アクセス・周辺情報
大原バス停から出世稲荷神社まで徒歩約10分
駐車場なし
参 考
神社公式サイト http://syusseinari.or.jp/
「延喜式の調査」さん
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