出雲大社境外摂社 式内 伊奈西波岐神社
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概 要
社号 出雲大社境外摂社 伊那西波岐神社
延喜式神名帳 式内社 出雲国出雲郡 同社大穴持伊那西波伎神社
読み:古 ヲホアナモチノイナセハギ、現在 おおなもちいなせはぎのかみのやしろ
江戸時代は「鷺社」と称していた
所在地 島根県出雲市大社町鷺浦102
旧地名 出雲国出雲郡
御祭神
稻背脛命(いなせはぎ のみこと) 配祀 白兔神
社頭掲示板には、合祀 八千矛神、稲羽白兎神、稲羽八上比売命
例祭日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
出雲国:大2座・小185座
出雲郡(イツモ) 58座(大1座・小57座)
『出雲国風土記』「企豆伎社」「同社」
※「同社」とは、前に記されている「企豆伎社」と同じ名という意味。
「企豆伎社」は出雲大社(杵築社)の意味で、つまり出雲大社の摂末社の意味らしい。
近代社格制度 旧県社
創建 年代不詳だが天平5年(733)『出雲国風土記』に「企豆伎社」「同社」と記載されているのでそれ以前にはあった
本殿様式 大社造(白木造)
境内摂末社(祭神) 不明
一口メモ
日御碕へ行く県道29号線を途中から東へ23号線で鷺浦へ約6km。前に平田市唐川の韓竈神社まで来たが日没で断念した神社だ。日御碕から鷺浦までの海岸部はリアス式の入り組んだところ。道も人家もなく自然がそのまま残っているのだろう。
歴史・由緒等
出雲大社摂社
伊奈西波岐神社
1.所在地 大社町大字鷺浦102番地
1.御祭神 稲背脛命
1.合祀神 八千矛神、稲羽白兎神、稲羽八上比売命
御祭神の主な事跡
御祭神の稲背脛命は亦の御名を大夷鳥命・天鳥船命といい出雲国造の祖神、天穂日命の御子であります。天照皇大神の勅を奉じて建御雷神等と共に稲佐の浜に降りて国譲り神勅を大国主神に伝え給うた時に大国主の御子、事代主神は狩猟に美保関に出かけていたので稲背脛命が使いをされて事代主命を呼び還し国譲りについての諾否を問い給い、国譲りが武力によらずして平和理に解決されました。この事は稲背脛命等の奔走の賜でありましてその御功績は偉大であります。又父神天穂日命の後をうけて大国主神の祭祀に仕えられました。
合祀神の事蹟
八千矛神 出雲大社の御祭神、大国主神の亦の名であり武勇にも勝れさせ給うたのと称え合わせ祀る。
稲羽白兎神 大国主神が兄弟八十神と因幡の国へ行かれたとき気多崎という所で膚が剥がされて苦しんでいた白兎を見てこれを助けた故事による。
稲羽八上比売神 大国主神が因幡の国へ行かれた折りに見そめられ、契りを結ばれ出雲に移らせたが嫡妻須世理毘売命を畏みて後に稲葉へ帰えられたという。「社頭掲示板」
境内・社叢
鳥居 社号標
社頭掲示板
狛犬
手水舎 御神門
拝殿
拝殿・本殿 本殿
境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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