吉祥院天満宮

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

現社号 吉祥院天満宮
読み:きっしょういんてんまんぐう

所在地 京都市南区吉祥院政所町3(西大路十条西入北)
旧地名 山城国葛野郡
御祭神 菅原道真公
例祭日 10月13日付近の日曜日 例祭(秋祭)

社格等

近代社格制度 旧村社

「京都十六社朱印めぐり」

創建    承平4年(934年)
本殿様式

境内摂末社(祭神)

吉祥院(吉祥天女社) – 吉祥天女、菅原清公卿、菅原是善卿、観世音菩薩、薬師如来、伝教大師、孔子

五社
白太夫社 祭神 渡会春彦翁(わたらいはるひこ) 伊勢神宮の宮司で菅原道真の守り役を務めた。
松梅社
吉野社
琴比羅社 祭神 琴比羅大神(ことひらおおかみ)。
秋葉山  祭神 秋葉大神。
稲荷社  祭神 正一位 春房稲荷大明神。
弁財天社 境外社。(弁財天)

一口メモ

十条通りと西大路取りの角。神社が経営する幼稚園が隣接しており賑やかな声が聞こえた。

由来によると京都市上京区の北野天満宮より早い934年(承平4年)に創建された初の天満宮である。菅原家が信仰する吉祥天を祀る吉祥院を邸内に建立し氏寺としており、菅原道真公生誕の地とされる(生誕の地には異説もあり、菅原道真#生涯を参照)。

歴史・由緒等

菅原道真公の曽祖父、土師古人(はぜのふるひと)が平安遷都に際し天皇の供として入京し賜った地でここに邸を構えた。祖父の代に菅原へ改姓。祖父菅原清公(きよきみ)が遣唐使として唐へ向かう途上(もしくは帰国時)、嵐に遭遇しながらも吉祥天女の霊験により難を逃れ、以降菅原家では吉祥天信仰となる。
清公が帰国後もしくは道真父是善(これよし)が、この地の自邸内に祀り吉祥院とした。これが地名の由来ともなる。
菅原道真はこの地で845年(承和12年)に誕生し、18歳で転居するまでこの地で過ごしたとされる。903年(延喜3年)に道真が大宰府の地で没した後、この地で吉祥院聖廟をおきその霊を祀る。その後、怨霊鎮魂のために朱雀天皇勅願により、934年(承平4年)この地に社殿を築くなどして道真公の霊を祀ったことが始まりとなる。

当宮は、菅原道真公がおなくなりになって31年目に当たる承平四年(934)に菅原家ゆかりの道真公御誕生の地に朱雀天皇の勅命により創建された最初の天満宮である。これより先、平安遷都とともに文章博士として恒武天皇に随行された道真公の祖父清公卿は遣唐使の命を受けて唐へ渡航中暴風に遭遇、船上にて吉祥天女の霊験を得て入唐、無事任務を終えて帰国後、自邸内にお堂を建て吉祥天女の尊像をまつった。これが吉祥院の由来で地名の起源となっている。境内には道真公のへその緒を埋めたと伝えられる「胞衣(えな)塚」をはじめ、少年時代に習字に使用したという「硯の水」や顔を写したと伝える「鑑(かがみ)の井」などがある。

-「京都十六社朱印めぐり」より-

境内・社叢

  
鳥居                       南側鳥居


拝殿

  
牛の狛犬

   
狛犬


本殿

  
吉祥院(吉祥天女社)             五社

  
本殿奥摂社 稲荷社(春房稲荷大明神)

  

地名・地誌

地 図

京都市南区吉祥院政所町3

交通アクセス・周辺情報

参 考

「京都十六社 朱印めぐり」 http://www.kyoto-16sha.jp/j_hokoku.html
「京都観光NAVI」 http://kanko.city.kyoto.lg.jp/

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