名神大 多賀大社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 多賀大社
読 み おおやじんじゃ
式内社 近江国犬上郡 多何神社 二座(名神大)
境内摂社 式内社 近江国犬上郡 日向神社(祭神 瓊々杵尊)
境外摂社 式内社 近江国犬上郡 山田神社(祭神 猿田彦大神)
江戸時代は「多賀大明神」「多賀神社」
所在地 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
御祭神 伊邪那岐大神いざなぎのおおかみ 伊邪那美大神いざなみのおおかみ
御神紋 左三ツ巴
例祭日 4月 22日 多賀祭り

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
犬上郡 7座  小7座

中世社格制度 近江国三宮
近代社格制度 旧官幣大社
社格制度廃止後 別表神社

創建
本殿様式 三間社流造 間口三間五尺 奥行三間四尺

境内摂末社(祭神)

摂社日向神社 子安神社 神明両宮 蛭子神社 金咲稲荷神社 天神社 熊野神社 熊野新宮 三宮神社 聖神社 竈神社 年神神社 天満神社 愛宕神社 秋葉神社 (境外社) 摂社山田神社 高松神社 楫取神社 祖母神社

文化財

紙本金地著色調馬厩馬図屏風1双(重文) 紙本著色三十六歌仙絵屏風1双(県文) 一之鳥居(彦根市高宮町)(県文) 奥書院1棟(県文) 中世及近世文書136点(県文) 梵鐘(県文) 多賀大社参詣曼茶羅(町文) 修造勧進状(町文) 本殿以下建造物(本殿・祝詞舎・幣殿・廻廊2棟・拝殿・拝殿袖廻廊2棟・手水舎・神馬舎・表門)(町文)
奥書院庭園(国名勝)

一口メモ

できるだけ多くの式内社を回りたいと、無茶なプランと知りながら時間通りにはいかない。大津市から竜王町の苗村神社までで時間切れとなり、どうしても近江国三宮多賀大社だけは日没までに立ち寄りたかったのだけど、名神蒲生スマートICという新しいインターから彦根ICで。2016年8月3日に参拝した際、万灯祭でいっぱい提灯が飾られていたが日没となり、2018年8月2日再度参拝したが偶然に万灯祭前日。

歴史・由緒等

古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社です。
日本最古の書物「古事記」によると、この二柱の大神は神代の昔に、初めて夫婦の道を始められ、日本の国土、続いて天照大神をはじめとする八百万(やおよろず)の神々をお産みになられました。

 生命(いのち)の親神様であることから、古く「延命長寿・縁結び・厄除け」の神様として信仰を集め、鎌倉時代から江戸時代にかけては、武家や民衆にも信仰が広まり、多賀大社の分祀社は全国239社を数えます。

 春のしだれ桜、秋の奥書院の紅葉なども見事で、近辺には彦根城や湖東三山、琵琶湖などの名所にも恵まれ、年間約170万人の参拝者を迎えています。

「神社公式サイト」

伊邪那岐命 伊邪那美命二柱を奉齋し古来より寿命長久、病気平穏 縁結びの神として全国に広く崇敬者を有している。鎮座年代は『古事記』上巻に「伊邪那岐大神者、坐淡海之多賀」と見え、古事記が撰進された年代からして鎮座は8世紀以前といえる。『延喜式』巻十に「多可神社二座」と見え、伊邪那岐命、伊邪那美命の2神共に国幣に預かられた事がわかる。鎌倉時代には神官権御家人による衆議制により神社が運営された。後醍醐天皇のとき五辻宮守良親王が朝敵誅伐を祈請せられ多賀庄半分を社領として寄進、室町末期従前の衆議機関に代って神宮寺である別当不動院が台頭し守護職佐々木一統、後には信長、秀吉の擁護も会って坊人達の活躍は目覚しく、諸国に御神札を配し民衆にその後神徳を広めた。特に秀吉は天正16年生母大政所の病気平穏、延命の祈願を寄せ、その御礼として米1万石を寄進された事は有名。元和15年徳川秀忠より350石の神領の寄進を受け、寛永15年には不動院大僧都慈性が徳川幕府の助力によって本殿以下諸堂社、末社に至るまで大造営がなされた。降って慶安4年井伊家より150石の神領が加増された、明治10年県社兼郷社、同18年官幣中社、大正3年官幣大社に昇格、昭和5年より8年にかけ昭和の大造営が行われ社頭の面目を一新した。近年では中世以来の信仰を受け継いだ多賀講を始め、崇敬会、豊年講、養蚕講等の崇敬者を中核として東海、近畿を始め全国に多くの崇敬者を有している。尚本社の他摂社、日向神社(祭神 瓊々杵尊)山田神社(祭神 猿田彦大神)は式内社である。

「滋賀県神社庁」

境内・社叢

  
鳥居                   社号標

   
社頭狛犬

  
太閤橋 太鼓橋は近江湖東の由緒ある神社では太鼓橋がある神社が多い  御神門

  
手水舎

  
拝殿                    拝殿

  
御本殿中門                御本殿

  
能舞殿                  寿命石

境内摂末社

  
西参道 式内日向神社(別途詳細)     夷神社

(両社の間に神明両宮)

  

正面入口左手境内社 天満神社        右手 愛宕神社 秋葉神社


竃神社・年神神社              子安神社


本殿右手 熊野新宮・天神神社・熊野神社

  


金咲稲荷神社

その他、右手に三宮神社、聖神社

地名・地誌

地 図

交通アクセス・周辺情報

ホームページ http://www.tagataisya.or.jp/

参 考

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