大将軍社
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概 要
社号 大将軍神社 大将軍社
読み たいしょうぐんしゃ
別名 西賀茂大将軍神社
所在地 京都市北区西賀茂角社町129
御祭神 主祭神 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
相殿 関白藤原兼家(かねいえ)公
例祭日 10月(御輿巡行)
社格等
式外社
近代社格制度 旧村社
創建 609年(推古17年)
本殿様式 一間社流造(1591年(天正19年)に造営された賀茂別雷神社(上賀茂神社)の摂社・片岡社旧本殿を、1628年(寛永5年)から1636年(寛永13年)の間に移築したもので、賀茂社最古の建物とされている。)
境内摂末社(祭神)
東側末社群
片岡神社 事代主神(ことしろぬしのかみ)
貴船神社 高龗神(たかおかみのかみ)
稲荷神社 宇気母智神(うけもちのかみ)
角社 素戔嗚尊(すさのおのみこと)
西側末社群
愛宕神社 火之迦具神(ほのかぐつちのかみ)
松尾神社 大山咋神(おおやまくいのかみ)
八幡神社 応神天皇(おうじんてんのう)
春日神社 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
山王神社 大山咋命(おおやまくいみこと)
文化財本殿 京都市指定有形文化財
大将軍神社文化財環境保全地区 京都市
一口メモ
京都市内には複数の大将軍神社が存在する
歴史・由緒等
桓武天皇は、平安京造営に際し、大内裏(だいだいり)鎮護のため四方四隅に神を祀り、四方に和魂を祀って天王ととなえ、四隅に荒魂として素盞嗚尊を祀って大将軍と称したと伝えられ、当社は東南隅の大将軍社の由緒を伝えている。ただし、社殿はたびたびの戦火によって廃絶し、文政12年(1829)朝議大夫(ちょうぎたいふ)陸奥守千葉正胤(ちばまさたね)がここに再興した。大将軍神社の由緒に加えて、この地は平安京三条口の交通の要地にあたり、悪神の侵入をふさぐため荒魂を奉祀することは中世以来の長い伝統をもっていたと考えられる。
境内の東三條社は東三條殿(ひがしさんじょうでん)の故地で平安中期、藤原兼家・道長らの邸宅として景勝の美をうたわれた屋敷のことである。その故地は現在の釜座(かまんざ)三条あたりと推定されるが、この附近一帯の地名によって当社にその名跡をとどめているのである。
『京都観光NAVI』
境内・社叢
鳥居
手水舎 本殿
西側末社群 東側末社群
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