宇留春日神社(式内 宇留神社)
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概 要
社 号 宇留春日神社
読み:うるかすが
江戸時代は「春日大明神」
延喜式神名帳 式内社 播磨国明石郡 宇留神社
読み:ウル
所在地 神戸市西区平野町宮前字宇留山57
旧地名 播磨国明石郡
御祭神
主祭神 武甕槌命(タケミカツチノミコト)
配祀神 経津主命(フツヌシノミコト) 天児屋根命(アメノコヤネノミコト) 姫大神(ヒメノオオカミ)
例祭日 10月11日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陽道 式内社140座 大16(うち預月次新嘗4)・小124
播磨国(ハリマ) 式内社50座(大7座・小43座)
明石郡(アカシ) 9座(大3座・小6座)
近代社格制度 旧村社
創建 用明天皇2年(586)
本殿様式 春日造檜皮葺
境内摂末社(祭神)
若宮神社・稲荷神社・御門社・御門社
文化財
本殿・幣殿・拝殿・能舞台 神戸市指定有形文化財
一口メモ
丹波と明石をつなぐ幹線国道175号線平野出張所から東へ一歩西へ入ると田園地帯。すぐ裏手は西神中央で、野球・サッカー等で強豪校の滝川第二高校がある。
歴史・由緒等
由 緒
神武天皇一族が明石川を船で上り、この平野地区に水田を開き、一人の皇子を残して天皇は東の大和へ向かった(向宇留)といういい伝えがあり、当初は飛谷に鎮座していたが、斉明天皇6年(660)に今の宇留山に遷り、宇留宮・宇留の神社と呼ばれ、天皇が大和へ旅立つ前に遠望した石が遥拝所石碑として今も残っている。
『兵庫県神社誌中巻』に、「用明天皇2年(587)2月15日の創立と伝へ斉明天皇6年9月及び嵯峨天皇弘仁12年9月両度社殿を再建す延書式に明石郡九座宇留神社とあるのは当社にして中世大和国春日神社と御同体の故を以て春日神社と称す…」と記されている。
本殿・幣殿・拝殿は18世紀後期の建造物で、また、昭和53年(1978)に大修理した能舞台も同時代のもので、いずれも平成11年(1999)2月に神戸市指定有形文化財に指定された。
-「兵庫県神社庁」-
境内・社叢
鳥居 社号標
手水舎
狛犬
拝殿 本殿覆屋
能舞台 境内前方境内社
境内社
遙拝所 本殿右境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他
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