官幣大社 橿原神宮

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 橿原神宮
読み:かしはらじんぐう
所在地 奈良県橿原市久米町934
御祭神 神武天皇 皇后媛蹈鞴五十鈴媛命
祭礼 2月11日 紀元祭

社格等

近代社格制度 旧官幣大社 勅祭社
社格制度廃止後 別表神社
創建 本殿様式    素木(しらき)造り 札所等

神仏霊場巡拝の道33番(奈良20番)

境内摂末社(祭神)

同一敷地内 長山稲荷社

文化財

本殿 安政2年(1855年)建立の京都御所賢所(内侍所)を創建に際して移建したもの。重要文化財 文華殿 – 天保15年(1844年)建立の柳本陣屋表向御殿を昭和42年(1967年)に移築したもの。重要文化財

一口メモ

ようやく橿原神宮へお参りすることができた。本日12月23日は、今上天皇陛下お誕生日で神事が行われていました。

歴史・由緒等

境内には、橿原神宮造営以前からの当地の地主神・長山稲荷社がある。

初代神武天皇が即位された橿原宮址に明治23年、神武天皇と皇后を御祭神として鎮座。昭和15年(紀元2600年)に整備拡張が行われ、16万坪に及ぶ広大な神域に、昭和を代表する神社建築である素木造りの社殿が雄大なたたずまいと森厳崇高な雰囲気を漂わせている。 ー『奈良県観光局』奈良県神社庁より情報提供ー

記紀において初代天皇とされている神武天皇を祀るため、神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされるこの地に、橿原神宮創建の民間有志の請願に感銘を受けた明治天皇により、明治23年(1890年)4月2日に官幣大社として創建された。 畝傍山東麓は北側が神武天皇御陵、南側が橿原神宮となっている。 近代の創建ではあるものの、奈良県内では春日大社と並んで初詣の参拝者数が多い神社である。

他にも、勅使参向のもと紀元祭が行われる2月11日(建国記念の日)や、神武天皇祭および奉祝行事「春の神武祭」が行われる4月3日にも多くの参拝者が訪れる。 橿原神宮の歴史 神武天皇は、天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅を承け、天業をおし弘めようと、九州の日向(ひゅうが)国の高千穂の宮から東遷の壮途に就かれた。そして、国内を統一し、畝傍(うねび)山の東南・橿原の地に皇居を営んで、即位の礼をあげられた。

明治の時代になり、天皇の御聖徳を景仰して、この橿原宮跡に神宮創建の請願が民間有志から起こり、これを深く嘉せられた明治天皇の御聖慮により元京都御所の賢所と神嘉殿を本殿と拝殿として下賜され、明治23年4月2日官幣大社・橿原神宮として御鎮座された。 (明治天皇御製) 橿原のとほつみおやの宮柱 たてそめしより 国はうごかず 橿原の宮のおきてにもとづきて わが日本(ひのもと)の 国をたもたむ 橿原神宮の信仰 神武天皇は御年45歳で日向国を御進発になり、6年の歳月を道中で費やされ、最後に大和国に入られて、畝傍の橿原に都を奠(さだ)められた。その間、実に言語に絶する艱難辛苦(かんなんしんく)を重ねられた。通常の人間では到底不可能と考えられる九死に一生を得られたということは、天皇が天神の御子として、建国の大理想を達成される運命を担われていたために、随所に天神の御神助を得られたものに外ならない。

天皇が非常な苦難の末に大業を完成せられたことは、今日の言葉でいえば、実に運勢強大なお方であったといえよう。 天皇は、橿原の宮に即位されてより御在位76年、日本建国の基礎を打ち立て、政治の根本を定められて、宝算137歳(日本書紀 127歳)の御長寿をまっとうされた。このことは天皇がいかに御健康であられたか、ということを物語るもので、同時に延命と長寿を願う国民の理想を具現されたものと解される。橿原神宮においては、天皇の御長寿にちなんで、年頭に当たり、延寿祭を執行し、皇室の弥栄(いやさか)と国民の延寿幸福を祈願している。 「奈良ネット」

境内・社叢

  
一の鳥居(表参道) 第一鳥居、高さ9.77m、幅約7.5m      社号標


御神橋(表参道) 二の鳥居の手前を横切る宮川を渡る反り橋として架かっており、両側には平橋がある

  
二の鳥居(表参道) 第二鳥居、高さ10.51m、幅約8.1m


社頭掲示板

  
石灯籠                  手水舎

  
二の鳥居(参道から)

  
南神門(表門)                    北神門

  
外拝殿                          外拝殿右手に来年の午の絵馬

  
拝殿内(一般立入禁止で参拝は外拝殿まで) 内拝殿


本殿*1 *1 本殿は拝殿から屋根が見えるだけで、瑞垣周囲も進入禁止である。拝殿横の「ここから先は進入禁止」と書いてある竹囲いからキョロキョロ見ていると、神社職員の方に「何をされているんですか?」と聞かれた。「ご本殿は見えないようですね。拝殿から見るのみですか?」「はい。」 ということで橿原市公式ページにあったのでお借りした。

  
儀式殿                  神楽殿


深田池 奈良時代に造成された境内南部にある池。面積約4万9500m2

長山稲荷社

橿原神宮唯一の境内社で、南門前の深田池を西へ少し歩く。

  

  
手水舎                        拝殿


本殿


橿原神宮庁・奈良県神社庁 奈良県橿原市久米町934

地名・地誌

地 図

交通アクセス・周辺情報

(公共)近鉄橿原線橿原神宮前駅(中央出口)から徒歩5分 近鉄南大阪線橿原神宮西口駅 (車)南阪奈有料道路葛城インターより高田バイパス経由約10分 駐車場 約800台 大型観光バス2,000円、その他バス及び大型車1,000円、普通車500円

参 考


0件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA