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社号
所在地 京都府福知山市三和町大原191-1
旧地名 丹波国船井郡
御祭神 主祭神 伊邪那美命(いざなみのみこと)
配祀神 天照大日霎命(あまてらすおおひるめのみこと) 月読命(つきよみのみこと)
例祭日 5月2日(宵宮)3日 神興渡御
式外社
近代社格制度 旧府社
創建
本殿様式
摂社火神神社 五社 七社
府指定文化財
本殿、弊殿、拝殿、絵馬殿、摂社火神神社本殿、摂社水門神社本殿(以上 建造物)
府文化財環境保全地区 大原神社文化財環境保全地区
京都府有形民俗文化財 産屋
綾部市から国道173号線を7.6km南下する。産屋(うぶや)で知られている。
古く「大原志(おおばらざし)」と俳句の季語にも詠まれた大原神社はこの地方の安産信仰をつかさどる神社としてたくさんの人々が参拝に訪れています。仁寿2年(852)に創建され、累代藩主の庇護を受け公卿諸侯の尊崇を仰ぎ、とりわけ綾部藩主九鬼侯の崇敬篤く、現在の広壮なる社殿は寛政8年(1796)に再建されたものです。拝殿唐破風の「龍の丸堀り」等の彫刻は見ものです。京都府有数の絵馬を所蔵する芽葦の絵馬殿とともに京都府の指定文化財に指定されています。
「京都府神社庁」
参道石段・社号標 鳥居・絵馬殿
手水舎 茅葺きの絵馬殿
絵馬 古い扁額の数々が飾られている
ブロンズ製の狛犬
境内案内板
拝殿 拝殿彫刻
本殿
境内社 五社
玉政権現(磐筒男神・磐筒女神)・大河大明神(罔象女命)・恵比須社(事代主命)・稲荷大明神(倉稲魂大神)・牛王神社(少童命)
境内社 七社
祇園社(素盞鳴尊)・木神社(久久能知命)・若宮社(若宮比売命)・八幡宮(譽田命)・瘡神社(宇摩志麻遅命)・波尓山媛神(埴山比売命)・飛瀧峯社(鮭魚化神)
摂社火神神社
『四季耕作図』絵馬
丹波地方一の質、量ともに誇る絵馬群の中には府下で五位の古さの「神馬図」慶長4年(1599)の奉納や元禄4年(1691)の「平等院(宇治橋)図」などが残されています。幕末の丹波地方の農耕の一年の様子を描いた「四季耕作図」は当時の農業の有様を物語る貴重な資料のひとつであります。
京都府の西端、福知山市街より東南へ約20キロ、綾部市街より約10キロ