式内 いそ部神社
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概 要
社号 いそ部神社
式内社 丹波国氷上郡 [山石]部神社
読み:イソベ
江戸時代は「八幡宮」と称していた
※いそ部神社の「いそ」は「山」(やまへん)に「石」の字
所在地 兵庫県丹波市氷上町石生字剣璽山526
旧地名 丹波国氷上郡石生村(郷?)
御祭神 奇日方命(くしひかた のみこと)
例祭日 10月9日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
丹波国(タンバ):71座(大5座・小66座)
氷上郡(ヒカミ):17座(並小)
近代社格制度 旧郷社
創建 和銅3年(710)
本殿様式 三間社流造 柿葺
境内摂社(祭神)
金刀比羅社 厄除社 春日社 熊野社 天満社 天照皇大神宮 愛宕社 金毘羅社 弁財天
一口メモ
JR福知山線 石生駅から東へ。従来の176号線水分れ交差点から東へ800m。
「いそ」は、山偏に石と書くが当用漢字にはない。丹波市氷上町石生地区には、本州一標高の低い中央分水界(石生新町交差点あたりで95.45m、分水点延長約1,250m)があり、その境界上にある道路の南に加古川水系支流の高谷川が流れており、公園はその上流にある。ここに降った雨は、高谷川~佐治川~加古川を経て瀬戸内海(太平洋側)と、黒井川~武田川~由良川を経て日本海側へ流れていクそうだが、公園周辺で分岐点を探すことができなかったのが残念。式内社いそ部神社の隣には水分れ資料館がある。
境内に一人でお掃除をされているご近所の奥さんがおられ、声をかけていただき「こんにちは」とあいさつした。こうした方々の奉仕で神社が守られているのだ。
歴史・由緒等
いそべ神社は「延喜式」に記載のある古社で、社伝によると永禄年間に再建され、宝暦2年(1752)に改修されている。
社殿は、三間社流造・桧皮葺で北面し建つ。切石積みの基壇上に低い亀腹があり、その上に礎石上に柱を建てている。正面はしとみ戸で、内部は中央で外陣と内陣に分かれる。外側は高欄付きの縁があり、正面は階段下に浜床がある。
向拝柱の約1割の面を取り、高欄の木割、および逆蓮頭、頭貫鼻の絵様操形、かえる股、肘木鼻の操形、手挟の紋様等は古く、後捕されているけれども、多分に室町時代末期の様式を残している点が注目される。
「丹波市観光協会」
境内・社叢
社頭 鳥居
社号標 社頭掲示板
手水舎 二の鳥居
御神橋 神池
拝殿 拝殿
拝殿扁額 本殿
本殿左境内社
大宮大神宮 天満社、天照皇大神宮、愛宕社
金毘羅社
本殿右境内社 厄除社
春日社、熊野社
境内入口右手境内社 弁財天 御神木 夫婦杉
地名・地誌
石生(いそう)
JR福知山線石生駅がある。子供の頃からどういう意味なのかと不思議だった地名のひとつ。
地元では「いそ」や「いそお」と呼ばれることもあるとか。
地図
周辺情報
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