式内 伊佐具神社
Contents
概 要
社 号 伊佐具神社
読み:いさぐ
江戸時代は「稻荷神社」と称していた
延喜式神名帳 式内社 摂津国河邊郡 伊佐具神社(鍬靫)
読み:イサク
所在地 兵庫県尼崎市上坂部3-25-18
旧地名 摂津国河辺郡
御祭神 伊狹城入彦皇子(イサキイリヒコノミコト)
例祭日 10月22日 例祭
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
摂津国:式内社75座(大26座(並月次新嘗・就中15座相嘗祭)・小49座(並官幣))
河辺郡:7座(並小)
近代社格制度 旧郷社
創建 年代不詳
本殿様式 流造
境内摂末社(祭神)
宮八幡宮 金刀比羅神社 愛宕神社 天満宮 白竜稲荷神社(福円山浄徳寺跡)
一口メモ
式内社の大阪府北部と兵庫県東部にまたがる摂津国の、兵庫県に位置する最東端の尼崎市の二社、伊居太神社と伊佐具神社が近い場所に鎮座している。JR福知山線塚口の東。近松公園の北の古い町並みの細い道を探りながら鳥居にたどりついた。
歴史・由緒等
近松公園の北にある。近松公園には尼崎市最大の前方後円墳伊居太古墳があり、その隣地に伊居太神社も鎮座する。
主神五十狹城入彦尊は景行天皇代10皇子であり武勇にすぐれ御兄日本武尊(熱田神宮御祭神)と共に諸国を平定されたのである。兄宮に勝るとも劣らざる英知の大神にして庶民その偉効に景仰し社殿を営み当地に奉仕されたのであります。
されば昔より今日に至るまで国土の守護神 厄除け開運の御神徳を以て旧川辺郡内筆頭の座に置かれ官幣社として祀られてまいりました。
尼崎市内66社の中で唯一の延喜式内社で神仏混合の社殿五輪塔水輪部 福円山浄徳寺銘入りの鰐口等神仏混合の形をそのままとどめており尼崎市教育委員会から史蹟としてしていされておりますように由緒ある古社であります。
社務所内の長寿殿には縁結びの神 安産の神が奉祀されております。由緒は社務所までおいでください。-『社頭掲示板』-
『延喜式』(10世紀始めに編さんされた法令集)のなかの神名帳にしるされた摂津国河辺郡七座の第一の神社です。当社は市内で唯一の式内社の格式をもち、祭神は伊狭城入彦皇子といわれています。上坂部・下坂部は大彦命の子孫てある坂合部連が住んでいた土地ともいわれ、久々知の地名も命の子孫久々智氏から名付けられたようです。
当社は朝廷より神酒を賜わる例になっていたといわれ、また神酒を上坂部で醸造したため、酒部といったともいわれています。さらに一説では、神崎の地名が当神社の前という意味の神前から起ったと伝えられています。
またこの地域一帯は、元弘の変(1333)の時後醍醐天皇のため奮戦した赤松円心ゆかりのところで、境内には円心の墓と伝えられてきた五輪塔も残されています。尼崎市教育委員会
-『社頭掲示板』-
境内・社叢
鳥居
社号標 手水舎
狛犬
拝殿 拝殿扁額
本殿覆屋
本殿右手境内社 西側鳥居
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
JR塚口駅 東600m
0件のコメント