式内 伊勢久留麻神社
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概 要
社号 式内 伊勢久留麻神社
読み:いせくるま
淡路三ノ宮
江戸時代は「伊勢宮」
延喜式神名帳 式内社 淡路国津名郡
読み:イセクルマ
所在地 兵庫県淡路市東浦町久留麻2033
旧地名 淡路国津名郡
御祭神 大日霊貴尊(オオヒルメムジノミコト=天照大御神)(霊は靈の巫→女)
例祭日 5月5日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』式内社
南海道 163座 大29(うち預月次新嘗10・さらにこのうち預相嘗4)・小134
淡路国 13座(大2座・小11座)
津名郡(ツナ) 9座(大1座・小8座)
近代社格制度 旧郷社
創建 敏達天皇の御代
本殿様式 出組唐破風造檜皮葺
境内摂末社(祭神) 弁天社・愛宕社
一口メモ
国道28号線を岩屋から洲本までのほぼ中間。国道の西に面して大きな神明鳥居が建っているのですぐに分かった。
歴史・由緒等
伊勢久留麻神社
伊勢久留麻神社は別名「久留麻の明神さん」と言いならわされている。
社歴は極めて古く第30代敏達天皇(527~85)の頃、伊勢国庵芸郡久留真神社を奉遷し建築されたとの通説であるが、延喜式(927年完成)に淡路式内十三社の三番目に記載されている。
いざなぎ神宮を一の宮とし、この神社は淡路の三ノ宮とも言われている。
祭神は大日貴尊、戦前は郷社正三位上の社格を誇り、古くは勅使の参詣もあったとも伝えられる。
毎年5月5日の例祭には、華麗なだんじりが練り歩き、ギャル神輿も登場して伝統の中にも華やかなお祭りです。
太陽の通る道(NHK特別番組、昭和55年2月11日放送)「知られざる古代~謎の北緯34度32分を行く」で報道されましたが、奈良箸墓古墳を中心に東西に対象をなして「二つの伊勢」があります。一つは東約70Kmの伊勢斎宮跡で、いま一つは西約80Kmの伊勢久留麻神社と北淡町舟木石上神社です。淡路島に「西の伊勢」があったという仮説がクローズアップされています。「社頭掲示板」
由 緒
創祀年代不詳。社伝によると敏達天皇の御代に、伊勢国奄藝郡久留眞神社を勧請したという。
往古「久留麻」は、来馬とも書かれたが、呉織の意味とも考えられている。
-「兵庫県神社庁」-
境内・社叢
伊勢神宮と同様の神明鳥居
広い境内 手水舎
社頭掲示板
狛犬
拝殿扁額 拝殿から本殿正面
本殿
石灯籠 本殿右境内社弁天社・愛宕社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
公共 淡路交通「東浦バスターミナル」下車南へ1600m
交通・車 神戸淡路鳴門自動車道の東浦ICの南2000mほどの、東岸を南北に走る28号線と島を横断する71号線の交差点少し南。
駐車場 あり(20台)
参 考
「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他
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