式内 佐牙神社
Contents
概 要
社 号 佐牙神社
読み 古 サガノ、現在 さかじんじゃ
天津神吉田大明神とされていた
延喜式神名帳 式内社 山城国綴喜郡 佐牙乃神社 鍬靫
所在地 京都府京田辺市宮津佐牙垣内164
御祭神 佐牙彌豆男神(さかみつおのかみ) 佐牙彌豆女神(さかみつめのかみ)
例祭日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
綴喜郡 14座(大3座 小11座)
近代社格制度
創建 敏逮天皇2年(573)咋岡ノ山本に鎭座
延暦13年(794年)現在の地に創建
本殿様式 左右二殿 春日造総桧皮葺 向拝は天明6年(1786)の後補である
境内摂末社(祭神)
蛭子神社(祭神事代主神)・大神宮(天照皇太神)
文化財
本殿 鎌倉期典型的な身舎三方の蟇股を有している 国指定重要文化財 (大正3年旧国宝)
一口メモ
JR片町線と並行する街道に参道がある。北から二の鳥居への車道がありその横から車で登ることができる。
歴史・由緒等
佐牙彌豆男神と佐牙彌豆女神を祭っています。社伝によると、敏達天皇2年(573)の創建とされます。造酒司の奉幣があったといい我が国の酒つくりの発祥と関係が深いものと見られます。
大同元年(806)頃には摂津国に封戸九戸がありました。古文書によると三山木の山本にあったものを永享年間(1429-41)に現地へ移すとあります。現在も山本に御旅所があり、祭日には神輿の渡御があります。
現本殿(二棟国指定重要文化財)は天正13年(1585)の再建とされますが、形式は古く、ことに身舎の蟇股は左右対称の図案で室町時代初期と考えられ、旧建物の再利用と見られます。左右二棟とも同型式の春日造りで屋根は桧皮葺です。
10月17日 例祭 御幸祭
10月18日 還幸祭
田辺町教育委員会
田辺町文化財保護委員会
境内・社叢
鳥居・社号標
二の鳥居 手水舎
割拝殿
狛犬
本殿 瑞垣内末社
境内社
0件のコメント