式内 売豆紀神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社号 売豆紀神社

式内社 出雲国意宇郡 賣豆紀神社
読み:古 ヒメツキ、現 めづき
『出雲国風土記』 「売豆貴社」
所在地 島根県松江市雑賀町1663
旧地名 出雲国意宇郡
御祭神 下照姫命(しもてるひめのみこと)
配祀 大山咋命 木花佐久夜比賣命
合殿 伊勢宮 (天照大御神 豊受比賣命)
例祭日
10月3日 例大祭

社格等

『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
出雲国 187座(大2座・小185座)
意宇郡(オウ):48座(大1・小47)

『出雲国風土記』天平5年(733)2月30日「売豆貴社」

近代社格制度 旧県社
社格制度廃止後 島根県神社庁特別神社

創建       不詳
本殿様式    大社造

境内摂末社(祭神)

歳徳神社・八幡宮・稲荷神社・亥子社

一口メモ

式内山代神社から国道432号線を雑賀小学校手前で右折。住宅地の細い道の突き当りを左折しを3.2 km、11 分。国道9号線からだと賣豆紀交差点とあるのでそこを曲がりまっすぐ進む方が分かりやすいかも知れない。市内中心部だが、宍道湖から中海へ注ぐ大橋川以南は住宅地で、日曜ということもあるが丘の上にあるので閑静な佇まい。

歴史・由緒等

創祀年代は不詳。旧来、意宇郡西津田村(現松江市西津田町)売豆紀脇と言う山畑にあったが、寛文7年(1667)11月松江藩主松平直政が松江城下の東南端雑賀の丘上の現地に遷。
松前健は『日本神話の新研究』で記紀神話で月神と言えば月読尊だけだが、この他にも各地で祀られていたローカルな月神「異系統の月神」があるとし、例として、出羽の月山神社、丹波の小川月神社、壱岐の月読神社等と並び出雲の「女月神」のことをあげている。

-「延喜式神社の調査」さんより-

売豆紀神社

特別神社 賣豆紀神社
松江市雑賀町売豆紀 鎮座
主祭神 下照比賣命
合殿 伊勢宮 天照大神 豊受比賣命 倭媛命
沿革 延喜式神名帳にのせられた式内社 出雲国風土記に所載 松江城下五社の一社 大正13年社格も県社に列せられた 松江市松南地区の総産土神(氏神) 伊勢宮は藩祖松平直政公が伊勢神宮の御分霊を奉斎 松江市伊勢宮町から明治32年当神社に合殿された
由緒 下照比賣命は出雲大社御祭神大国主命の第三の姫神にあらせられる 父神の国土経営をたすけ偉大な功績をたてられ また和歌の祖神とあがめられた 古事記 日本書紀 古今和歌集序文にお名がみえる
安産病気平癒 の守護神 歴代松江藩主 ご内室懐妊のとき霊験をうけられ また病気平癒の守護にあずかった 更に一円の婦女の懐妊 病気の際にご神徳を仰ぐもの多く 安産病気平癒の守護神として著名である

「社頭掲示板」

境内・社叢

  
鳥居                       鳥居扁額

    
社号標                      手水舎

   
狛犬


社頭掲示板


随神門

   
拝殿前狛犬

  
拝殿                       注連縄

  
拝殿扁額                     本殿

  
境内社掲示板                   本殿右境内社 八幡神社

  
境内手前左手に境内社?              子宝いぬ

  
遥拝所                      社日塔

地名・地誌

地図

島根県松江市雑賀町1663

交通アクセス・周辺情報

参 考

「延喜式神社の調査」さん、松江市観光協会、島根県神社庁


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