式内 多伎神社
Contents
概 要
社号 式内社 出雲国神門郡 多伎神社
合祀 式内社 出雲国神門郡 同社大穴持神社
読み:古 タキ、現在 たき
戸時代は「多伎駅大明神」「三社大明神」
所在地 島根県出雲市多伎町多岐字笠無639
旧地名 出雲国神門郡
御祭神
阿陀加夜努志多伎吉比賣命(あだかやぬしたきぎひめ のみこと)
配祀 大己貴命
阿陀加夜努志命 大己貴命 多伎吉比賣命 『雲陽誌』
多伎都毘賣命 市寸島毘賣命 多伎理比賣命 『神社明細帳』
例祭日 10月15日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
出雲国 187座(大2座・小185座)
神門郡(カムト):27座(並小)
『出雲国風土記』「多吉社」
近代社格制度 旧郷社
創建 天平5年(733)『出雲国風土記』に「多吉社」と記載があるのでそれ以前
本殿様式
境内摂末社(祭神)
一口メモ
出雲国式内社で出雲市の多伎町が最後になった。正確にいうとまだ数社残しているが、多伎町の多伎神社と多伎芸神社でこれより西は石見国。境内はちょうど桜が満開で美しかった。
歴史・由緒等
阿陀加夜努志多伎吉毘売命は記・紀に見えない神であり、父大神大穴持命の御輔導を受けて多伎郷の開発に功の多かった神であろう。
島根県松江市東出雲町出雲郷587にも同じ祭神の阿太加夜神社がある。出雲国の両国境に近い場所に、阿陀加夜努志多伎吉毘売命を祭神とする両社が鎮座しており、単なる偶然なのか、というのも東出雲町の阿太加夜神社は、
境内・社叢
一ノ鳥居 境内のニノ鳥居
手水舎(赤く塗られており塗装がまだ新しい) 境内へ
狛犬
拝殿 本殿
境内社 大山社 荒神社
? 稲荷社
左手にも参道があるが損傷が激しいのか狛犬に柵がしてある
地名・地誌
多伎町(たきちょう)は島根県簸川郡にあった町。出雲国最西端で国引き神話で知られる三瓶山の北麓、日本海に面した町。 2005年、合併により、出雲市の一部となった。JR山陰本線は田儀駅。
1889年4月1日 – 町村制により神門郡久村、窪田村、田儀村、田岐村が成立。
1896年4月1日 – 神門郡が出雲郡、楯縫郡と合併、簸川郡となる。
1956年9月30日 – 簸川郡岐久村、田儀村が合併し、多伎村となる。
1963年11月3日 – 簸川郡多伎村が町制、多伎町となる。
2005年3月22日 – 出雲市などの周辺市町と合併し、新たに出雲市となり消滅。
(ウィキペディア)
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