式内 大屋神社(滋賀県蒲生郡日野町杉)

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 式内 大屋神社
読 み おおやじんじゃ
式内社 近江国蒲生郡 大屋神社
所在地 滋賀県蒲生郡日野町杉228
御祭神 五十猛命いそたけるのみこと
御神紋 左三ツ巴
例祭日 4月 17日 春祭り

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
蒲生郡 11座  大1座  小10座
近代社格制度 旧県社
創建
本殿様式 一間社流造 千鳥破風唐破風付、間口五尺五寸 奥行四尺三寸

境内摂末社(祭神)

奥津神社 若宮神社 小綿向神社 (境外社) 八幡大神社

文化財

一口メモ

長寸神社からさらに東へ2.8km。日野町の式内社で最も北東の東近江市との境近くにある。祭神の五十猛命は、古事記にみえる大屋毘古命(おおやびこのみこと)と同一神とされる。大屋神社の社名は大屋毘古命から由来しているのではなかろうか。

歴史・由緒等

創祀年代不詳。蒲生郡志によると「延喜式神名帳本郡十一座の一なる大屋神社なり、新撰姓氏録に大屋首ハ天道尼乃命孫比古麻夜真止乃命之後也と見へ、舊事記には五十猛神なりとす、当社は天応元年右大臣中臣清磨勧請せし所と伝う、是れ興福寺官務牒疏に 大屋神 在国所杉杣近江蒲生郡長寸郷奥津保號大宮祭所五十猛神大屋彦大屋姫弐合参座社僧弐人神人九人。藤切神 中略 右件社者光仁天皇天応元辛酉年右大臣中臣清磨勧請所也。」と記している。明治9年村社、同41年神饌幣幣料供進指定

4月 17日 春祭り
長寸神社で祭典を終えると、大屋神社まで大幣を立てて渡御し、祭典後、二柱の大幣にて再び長寸神社へ渡御し盃を交す。その後両神社の道半ばにて、各々還御する。長寸大神が大屋大神を迎え、もてなして送る祭りといわれている。 明和(1764~71)年間の頃までは、二社の神輿によつて渡御が行われたと伝えられる。
7月 31日 茅の輪神事
夏越しの祓に行う神事で、人形をはさんだ12本の串が刺された茅の輪を地面に置き、神職を始め氏子たちがそのなかに入り、『三座めでたい』と唱えて、皆で茅の輪を持ち上げてくぐり抜ける。これを三回繰り返し行う。三座とは旧宮座の名称で、木村座・新村座・佐々木座をいう。

「滋賀県神社庁」

境内・社叢


鳥居

   
社頭狛犬

  
手水舎                       拝殿

   
拝殿前狛犬

  
拝所                        御本殿

  
本殿左手境内社                   本殿右手境内社

どちらが奥津神社と若宮神社なのかわからない


境内社 小綿向神社

地名・地誌

地 図

滋賀県蒲生郡日野町杉228

交通アクセス・周辺情報

参 考

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