式内 岡田国神社
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概 要
社 号 式内 岡田国神社
読 み おかだくにじんじゃ
通称 天神宮
平安時代より天神宮と称した。「木津駅惣社天神社」とも称した
延喜式神名帳 式内社 山城国相樂郡 岡田國神社
岡田国神社については勝手神社(木津川市加茂町大野)境内末社の春日神社も論社となっている
所在地 京都府木津川市木津大谷105
御祭神 生国魂命 菅原道眞
相殿神 八幡神(気長足仲彦命・気長足姫命・誉田天皇)
例祭日 10月21日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
相樂郡 6座(大4座 小2座)
近代社格制度 旧郷社
創建 社伝では、斉明天皇5年(659年)9月
本殿様式 春日造
境内摂末社(祭神)
恵美須神社(事代主尊・大國主尊)・八王子神社(熊野久須日命)・厳島神社(市杵島姫命)
天王神社(須佐之男命)・水谷神社(速秋津姫命)・日出神社(天之忍穂耳命)
文化財
社殿 府登録文化財
北面の森を含む境内一帯は 文化財環境保全地区
一口メモ
岡田鴨神社・勝手神社をまわり府道47号線から岡田国神社へ。国道24号線から行けば分かりやすかったとあとで気づいたが、立体の24号線の大谷から川を渡る道がわからず苦労した。結果24号に乗ったら大谷で左折すればそのまま参道の立体橋へつながっていて神社へ到着できた。立体のコンクリートの参道、想像していたよりも新しく立派な社殿。
歴史・由緒等
本社の創立は人皇37代斉明天皇5年9月と伝えられ生国魂尊を奉斎せられました。御遷宮に当たり御敷地を発掘調査せし処一万三千年前の石器その他奈良時代前後の土器多数が出土いたしました。
醍醐天皇勅撰延喜式所載月次新嘗大社に列する。三代実録に云う、清和天皇貞観元年正月27日奉授岡田鴨神、岡田国神■従五位下授従五位上。八幡宮の創設は天慶元年11月と伝えられます。平安時代に至り天神信仰が高まりまして当社も菅原道真公を祀って以来通称天神宮と称されました。明治6年5月被列郷社。明治11年5月延喜式内岡田国神社に確定。慶長9年9月京都所司代板倉伊賀守徳川家康公の内命により社■等十分御改めの上境内山林の寄付をされました。この社有地の一部を今度日本住宅公団に買収されましてその代金により斯くの如く新社殿の造営をいたしました。鳥居扁額は北野天満宮宮司片桐勤氏の執筆です。
旧本殿は安永3年11月、旧拝殿は元和6年5月の再建、摂社恵美須社並びに稲荷社は明治9年字池田3番地より又厳島社は同年字雲村41番地より遷座されました。本殿以下座詰所能舞台まで京都府文化財の要請により永久保存と決定致しました。
昭和57年10月記
社頭掲示板
1983年(昭和58年)、4万坪の境内地の一部が日本住宅公団に買却され、その代金によって新社殿が建立された。旧社殿一式もそのまま北に残されており、1988年(昭和63年)に京都府登録文化財となった。
境内・社叢
一ノ鳥居
一ノ鳥居狛犬
参道 手水舎
拝殿 座直会殿(境内左右に対照している)
本殿
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