式内 御谷神社
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概 要
社 号 式内 御谷神社
読み:みたにじんじゃ
元は「五社神社」
延喜式神名帳 式内社 山城国乙訓郡 御谷神社
読み:ミタニ
所在地 京都府長岡京市浄土谷宮ノ谷3
旧地名 山城国乙訓郡
御祭神 天兒屋根命(あめのこやね のみこと) 應神天皇(ほむだわけ のみこと=応神天皇) 別雷神(わけいかづちのかみ) 倉稻魂神(うかのみたまのかみ)
例祭日 10月10日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
乙訓郡(オトクニ) 19座(大5座・小14座)
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 流造 瓦葺
境内摂末社(祭神)
一口メモ
乙訓郡最西端。長岡京市の角宮神社からどういうルートで行くべきか考えて、大阪府三島郡島本町の水無瀬神宮と大山崎町酒解神社に行くまでに府道79号線で、神社からは府道734号線が通っているので、大回りしなくてもよいことが分かった。乗願寺まではすぐ辿りつけたが、案内板に式内御谷神社が近くにあると書かれているのに分からないので、細い谷を降りて違う山への坂道を探したが分からず。もう一度引き返してお寺の来た道を府道へ引き返そうとしたら、なんとお寺のすぐ裏手にあった。反対側からは気づかず素通りしていたのだ。
歴史・由緒等
明治10年6月府庁よりの通達によつて、『山城志』に記す五社をもつて御谷神社に決定。
もと現在の拝殿のある所に本殿があつたが、昭和15年に背面の山を拓いて本殿を現在地に移した。
乗願寺社頭掲示板によれば、
この浄土谷一帯は、平安時代以前に開かれたらしく、「観音壇」からは九世紀の千手観音像が出土した。そのほか式内社(御谷神社)があり、「釈迦ん谷」・「たいこん堂」・「欄杆房」などの地名も残っている。(中略) 長岡市教育委員会・(社)京都府観光連盟
古地名で入野又は納野と云った。古歌あり。「剣の後鞘に納野に葛引く吾妹眞袖もち着せしむかも夏草苅るも」(万葉集巻七)「さを鹿の入野のすすき初尾花いづれの時か妹が手まかさ」(万葉集巻十)
例祭は2月22日で遺稱お弓と云っていた。男子15才になると烏帽子儀に入り、二人で1週間前から練習してこの日に弓の行事があった。今、弓がいたんだので中止している。「全国神社祭祀祭礼総合調査」 神社本庁 平成7年
境内・社叢
社号標 境内
社殿
地名・地誌
上記
地 図
交通アクセス
府道79号線を南へ左折400m。
周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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