式内 横田神社(下宇部尾)
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概 要
社号 式内社 出雲国島根郡 横田神社
読み:古 ヨコタ、現 よこた
所在地 松江市美保関町下宇部尾338
旧地名 出雲国島根郡
御祭神 大己貴命(おなむち のみこと)
例祭日 はんぼかべり神事 11月16日・森山:11月の第2日曜日
「はんぼ」は、飯びつのことで、大国主命が事代主命の所へ行く途中に森山の漁師宅で一宿一飯の恩義を受け、喜んで「はんぼ」を頭にかぶったという伝説に因んだ神事。「はんぼ」を頭の上に載せて踊り、豊作や大漁を祈願するものです。
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
出雲国:大2座・小185座
島根郡(シマネ):14座(並小)
『出雲国風土記』「横田社」
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 大社造変態
境内摂末社(祭神)
一口メモ
以前美保神社に参拝したときは式内横田神社は知らずに通りすぎていたので、今回ぜひともルートに入れた。当社と森山にもある。
歴史・由緒等
創立年代は不詳。風土記にいう「横田社」であろうが、横田神社はもう一社、美保関町大字下宇部尾字宮ノ谷にも所在する。当社と共に古村社である。明治二十二年の町村制施行のさい、福浦・森山・下宇部尾の三村を合併して森山村が成立した。下宇部尾は森山の西隣の集落で、『出雲神社巡拝記』は「当社、古へハ下宇部尾村にありしを、後に当所に合祭れり、横田とハ彼の村古ハよこた村と云し故なりとそ」と記している。『大日本地名辞書』 は、巡拝記に拠って「延喜式、横田神社は古下宇部尾に在りしを、森山に移す。下宇部尾は今森山村の大字にして、古名横田と曰へりとぞ。」としている。然るに、『八束郡誌』ではこれらの説を採らず、神社明細帳に拠り、大字森山字横田の横田山城址の西下の横田谷に社地があったとし、水田の下に鳥居の根の朽木が残っていると書いている。横田城落城後、古関の美保神社に合祭し、のち天正十九年(一五九一)に現在地横田神社の社殿を設け、これに 美保神社を合祭したとしている。
-『式内社調査報告』-
境内・社叢
鳥居・社号標 拝殿
狛犬
手水鉢 本殿
境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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