式内 神田神社(真野普門)
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概 要
社 号 神田神社
式内社 近江国滋賀郡 神田神社
読み かんだじんじゃ
別 名 江戸時代は「神田大明神」
所在地 滋賀県大津市真野普門942
御祭神
御神紋 三ツ巴
例祭日 5月5日 春季例祭 10月5日 秋季例祭
鉾向い 村入り
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
滋賀郡 8座 大3座 小 5座
近代社格制度 旧村社
創建 弘仁2年4月(811年)創建
本殿様式 三間社流造(重文)
境内摂末社(祭神)
若宮神社 八幡神社 天満神社 金刀比羅神社 新宮神社 龍神社 (境外) 金刀比羅宮
文化財
三間社流造向拝一間 国指定重要文化財(旧国宝)
一口メモ
真野の式内神田神社から北西へ950m。交差点の一角に入り口があり、右手にある池の堤をしばらく歩くと境内。真野にある同名社とともに神田神社論社となっているが、当社は上社、真野の神田神社は下社とする一体の信仰として成り立っていたという。
歴史・由緒等
明細書によれば創祀年代不詳であるが、社伝によると持統天皇四年に彦国葺命十二世の裔孫和邇部臣鳥務大肆忍勝等に真野臣の姓を授けられた。同年九月居館の傍にある浄地普門山を宮居と定めて素盞鳴命を鎮祭して間野大明神と奉斎せられた。
文亀年中祭典の旧例に反し論争止まず、終に氏子の分離論に至った。この為遠祖彦国葺命、鳥務大肆忍勝の霊を奉じ、普門山に鎮祭した。
本殿は建徳元年に再建で、大正二年国宝建造物に指定され、現在重文指定である。
主なる神事として、毎年三月の己の日の己の刻に鋒向いと称して神主交代の行事があり。又「むろといり」と称する氏子の入りの行事があり、出生すると氏子帳に記載され、成人になってもこの記載順に宮役、十人衆等村に加入出来る。
明治九年村社に加列。「滋賀県神社庁」
彦国葺命、素盞嗚命、鳥務大肆忍勝を祀る。本殿は檜皮葺の優美な姿を誇る三間社流造である。流造は、神社本殿形式の一つで屋根は反りをつけ前に長く伸びた庇を付加した形をいうのである。
当本殿は、整った側面の屋根が特に美しい。棟札によって南北朝時代の建徳元年(1370)の建立であることがわかる。 重要文化財指定「社頭掲示板」
境内・社叢
鳥居
狛犬
本殿 重要文化財
境内社
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