式内 笶原神社(東宮)

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 式内 笶原神社
読み:やはらじんじゃ
江戸時代は「東宮明神」
延喜式神名帳 式内社 淡路国三原郡 笶原神社
読み:ヤハラ
所在地 兵庫県南あわじ市八木徳野190
旧地名 淡路国三原郡
御祭神 素盞鳴命(スサノオノミコト)
(合祀)月読命 少彦名命
例祭日 4月5日

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』式内社
南海道 163座 大29(うち預月次新嘗10・さらにこのうち預相嘗4)・小134
淡路国 13座(大2座・小11座)
三原郡(ミハラ) 4座(大1座・小3座)

笑原神社論社

笑原神社   南あわじ市八木徳野190
笑原西宮神社 南あわじ市八木徳野59-1

近代社格制度  旧村社
創建      年代不詳
本殿様式    流造 トタン覆

境内摂末社(祭神)

一口メモ

淡路ファームパーク イングランドの丘の西になる。淡路国分寺に最も近い式内社。南西に神代国衙という地名がある。但馬国府・国分寺のある町の住人としては、国府跡・国分寺はこれまでに因幡・伯耆、出雲、丹後、丹波国府跡(推定値含む)は訪れてきたので淡路国分寺は寄らなくてはならないw 『和名抄』によれば、国府は三原郡にあった。現在の南あわじ市(旧三原郡三原町)神代国衙にあったと推定されるが、遺跡はまだ見つかっていない。

歴史・由緒等

由 緒
創立年代不詳。

『淡路国大田文』に「笶原宮一所」と記され、現在は、東西の二社だが、鎌倉時代までは一社であった。

『式内社調査報告』によると、『淡路常磐草』には「東宮明神といふ。西宮に対して云也」、『淡路草』に「野原神社二社あり。小き方(西宮のこと)を正とす。」
とあり、西宮を元社とする説が幾つかあるとされる。

-「兵庫県神社庁」-

地図上の八木徳野周辺には八木入田、八木養宜中、八木養宜上、八木大久保、八木鳥井、八木寺内、八木立石、八木国分、八木新庄、とある。おそらく八木郷、八木庄で養宜は「やぎ」だから、八木養宜中、八木養宜上が元で鎌倉時代以降に人口が増え、八木の村々が分村したとして、西宮と東宮のどちらかが分祀したのなら、それぞれ村に近い場所に移すはずだ。同じ八木徳野の字だし、西と東の宮間は約200mとあまりにも近すぎる。どういう理由なのかわからないが。

境内・社叢

  
鳥居                   社号標


手水

  
境内                    拝殿

    
狛犬

  
本殿                   本殿側面

  
左境内社                 右境内 社日塔

地名・地誌

地 図

兵庫県南あわじ市八木徳野190

交通アクセス・周辺情報

車 南あわじ市三原支所の北東2000m

参 考

「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他

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