式内 簀原神社(旧社地)
Contents
概 要
社 号 簀原神社
読み すはら
延喜式神名帳 式内社 山城国乙訓郡 茨田神社
所在地 京都府京都市南区久世築山町
御祭神 大巳貴神(おおなむちのかみ)
例祭日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
古代社格制度『延喜式神名帳』
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
乙訓郡 19座(大5座 小14座)
近代社格制度 旧郷社
創建
本殿様式
境内摂末社(祭神)
一口メモ
南区久世築山町 菱妻神社に境内社あり。
歴史・由緒等
『神社覈録』には「築山村田圃の中に、今簀原という小墳あり」」とある。現在スハラという地名、旧築山村になく、『神社覈録』にいう小墳と思われるものは京都市南区久世築山町(旧京都府乙訓郡久世村大字築山小字出雲路)に現存し、今日ではそこを出雲路森と称す。田圃の中に樫の木と椿の木とがそれぞれ一本生え、小さい土盛りが残つている。二月の巳の日に祭礼が行われている。
この記載は「茨田神社」についての記述と思われる。
菱妻神社の氏子総代を務める植松迪夫氏の著作『鎮守の森と築山村の面影』によると、明治13年「乙訓郡社地調べ」に築山村大木ノ本に簀原神社反別拾八歩とある。
また明治初期の「地籍図」にも神社地が官地と明記されておりこの地で祭祀が継承されてきたものと思われる。
現在は祠も無く杉の古木があるだけである。
2月の年当(ねんど)(1年の始まりに御神饌を供える行事)にあたり菱妻神社の神事の後、上座・下座の司役の御膳供えと神主の祝詞を奏上される場所である。
「延喜式の調査」さん
境内・社叢
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地図
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参 考
「延喜式の調査」さん
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