式内 阿太賀都健御熊命神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社号 式内社 因幡国高草郡 阿太賀都健御熊命神社
読み: あだかつたけみくまのみこと
江戸時代は「柱大明神」「三藏社」と称していた
所在地 鳥取県鳥取市大字御熊612
旧地名 因幡国高草郡
御祭神 御熊命
配祀 天目一箇命 保食神 木花開耶姫命
例祭日 4月不定期

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
因幡国(イナバ):50座(大1座・小49座)
高草郡(タカクサ):7座(並小)

近代社格制度 旧村社
創建     年代不詳
本殿様式   流造

境内摂社(祭神)

一口メモ

県道21号を鳥取市気高町へつなぐ中間の旭国際浜村温泉GC手前の御熊(みくま)に阿太賀都健御熊命(あだかつたけみくまのみこと)神社がある。集落で尋ねるとずっと向こうの広い道に看板があるが、長靴でないとスニーカーでは無理だと言われたので、行くだけ行ってみようと、ゴルフをやっていた頃、旭国際浜村温泉GCに行かれる方がいたのでここかと思いながら、21号沿いを上光交差点まで2往復して捜したが見あたらず、スマホで調べると御熊集落のすぐ手前にあった。山沿いは局地的な雨が激しくなってきて、そんな標高差のある場所ではないのにこうも天候が違うものかと思う。

御熊を北に行くと白兎神社のある白兎海水浴場に出る。大国主と八上姫の神社が多い八上郡に通じる道ではないかと思うと、御熊命は八上姫を助けたのか何か関わりがあったのだろうか。

川にかかった橋を渡ると、参道が右に延びており人家が数軒あった。水が参道を流れているものの、スニーカーでもかろうじて行けることが分かった。さらに行くと鳥居が見えてきた。玄武岩岩脈に六角柱状の節理が発達した自然の階段を社殿に登るようになっているが、足場が濡れており中腹斜面に社があるだけのようなので止めた。

歴史・由緒等

鳥取市指定文化財
御熊神社 玄武岩柱状節理
昭和四十九年四月四月指定
御熊神社社殿一帯にみられる玄武岩は、径約五十センチ、長さ百五十~二百センチの六角状の玄武岩で形成されており、その数量及び範囲については確かなところ不明である。社殿への参道階段や民家の石垣などにはこれたの玄武岩が多く利用されている。
玄武岩の産地は市内にもみられるが、そのほとんどが縦型柱状節理のものであって、当御熊神社にみられる横型柱状のものは珍しいものである。
「社頭掲示板」

境内・社叢

  
数軒の民家がある一番奥へ細い参道が続いている

  
参道に石畳が敷いてあるが、足元が悪く急坂なので社には登らず

地名・地誌

地 図

鳥取県鳥取市御熊612

交通アクセス・周辺情報

参 考

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