式内 高岳神社
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概 要
社 号 式内 高岳神社
読み:たかおか
江戸時代は「高岳大明神」「三社天皇五社大明神」
延喜式神名帳 式内社 播磨国飾磨郡 高岳神社
読み:タカミクラ
所在地 兵庫県姫路市西今宿8-5-8
旧地名 播磨国飾磨郡
御祭神
主祭神 仲哀天皇(チュウアイテンノウ)
配祀神 応神天皇(オウジンテンノウ) 崇導天皇(スダウチノテンノウ) 事代主命(コトシロヌシノミコト) 猿田彦神(サルタヒコノカミ) 住吉大神(スミヨシノオオカミ) 伊豫親王(イヨシンノウ) 光明皇后(コウミョウコウゴウ) 宇賀魂命(ウカノミタマノミコト) 市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト) 水分神(ミクマリノカミ)
例祭日 10月10日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陽道 式内社140座 大16(うち預月次新嘗4)・小124
播磨国(ハリマ) 式内社50座(大7座・小43座)
飾磨郡(シカマ) 4座(並小)
中世社格制度 播磨国五の宮
近代社格制度 旧県社
創建 延暦元年(782)
本殿様式 流造 檜皮葺
境内摂末社(祭神)
一口メモ
姫路市街地にある式内社。国道2号線高岡駅前を北へ入る。
歴史・由緒等
旧社地は姫路市新在家の八丈岩山。天長3年(826)9月9日現在の蛤山に遷。本来は本殿裏手の大岩を祀る。
八丈岩山
八丈岩山 標高173m
この山頂の岩に含有されている成分から約1億5千年前に海底から隆起して出来た、姫路で一番地層の古い山です。
八丈岩山は、昔から聖な山として因達神山といわれ因達神(スサノオノミコトの子)射楯神が祀られていた。
現在、播磨国総社と辻井行矢神社の祭神はこの神です。
この地に設置されている石柱には、「高岡神社旧跡」天長3年(826)9月9日影向」と表記されています。
高岡神社は、古くはこの近く新在家八丈岩山の宮「鳶が巣」に鎮座(設置)されていた。
その後、現在の「西今宿」蛤山に遷座しました。
明治4年(1871)高岡神社から田寺村氏神として高岡神社を分社し現在に至っている。「社頭掲示板」
由 緒
当神社は延喜式内社で、古来播磨国「五の宮」として崇められ、皇室を始め国司領主武将の尊信極めて厚く、その由緒の古く正しいことにおいては国内屈指の古社である。延暦元年(782)に征夷大将軍坂上田村麻呂は幣帛を奉って武運を祈り、寛元年中には鎌倉幕府執権北条経時が、家人の佐賀十郎を遣わし、銀貨一包・太刀一口を献じて祈雨祭を行った。また播磨国守護赤松氏を始め、姫路城主松平候、酒井候は何れも神田を供し、走馬を献じ、社殿を造修し、神供料を献納するなど、敬神以て民生の安定、郷土の進展を図っており、地方の衆庶も深く尊信の至誠を致した。このように由緒尊い神社であることから、明治45年(1970)に兵庫県より神饌幣帛料供進社に指定され、さらに昭和7年(1932)には県社に昇格した。
この聖域の中心である巨大な霊岩は世に蛤岩を称せられている。ある時、土地の人がこの岩上で蛤を拾い、福徳長寿の幸を得たので、このように名付けられたそうである。この巨岩の頂上には一つのくぼみがあって、四季を通じ常に霊水をたたえ、しかもこの水が干満と共に満ち引きする、という神秘が伝えられている。
-「兵庫県神社庁」-
境内・社叢
一の鳥居 常夜燈
手水舎
社頭掲示板
ゆるい坂で登りやすい
狛犬
拝殿 拝殿扁額
本殿 神馬像
本殿裏手の頂上にある霊岩 蛤岩
舞殿
入口境内社 稲荷神社 参道脇 境内社 金比羅宮
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
公共 JR姫新線「播磨高岡駅」下車北へ1km徒歩10分
車 神社前に駐車場あり
ホームページ 『英賀神社公式サイト』
参 考
「兵庫県神社庁」、「延喜式神社の調査」さん、他
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