日吉神社(南丹市八木町神吉)
Contents
概 要
社 号 日吉神社
読み:ひよし
所在地 京都府南丹市八木町神吉西河原1
旧地名 丹波国船井郡
御祭神
大山咋命・国常立尊・天忍穂命・伊弊諾尊・瓊瓊杵尊・国狭槌尊・煌根尊
例祭日
社格等
近代社格制度
創建 不詳
本殿様式
境内摂社(祭神)
一口メモ
前回も丹波国船井郡の式内社で京北の山国神社と神野神社論社のひとつ、南丹市美山町宮脇の道相神社が気になっていたので、遠い道だが思い切って訪れることにした。道相神社本殿・拝殿は京都府登録文化財となっていることも、見逃すことはできない。南丹市八木町から国道というよりいわゆる山中の車が一台通れる酷道国道477号線を、廻り田池という大きな池で京都市右京区越畑へ向かう府道50号線が分かれる。その途中の八木町西河原、神吉小学校の横に大きな神社があった。
式内社や指定文化財に記されている神社ではないが、立派な神社なので記すことに。
南丹市は京都府中部の丹波地方に位置する市である。
2006年1月1日に船井郡園部町・八木町・日吉町、北桑田郡美山町が合併して誕生。日吉町という名前も日吉神社から由来しているのだろうし、丹波南部の船井郡、桑田郡には、比叡山の日吉大社から勧請した日吉神社が多い。
旧船井郡・桑田郡の日吉神社
御祭神はいずれも「大山咋命」
日吉神社「大山咋命」 亀岡市河原林町 創祀は嘉吉三年(一四四三)
日吉神社「大山咋命」 南丹市園部町新堂 天文三年(一五三四)
日吉神社「大山咋命」 南丹市八木町神吉 (本文上記)年代不詳
日吉神社「大山咋命」 南丹市日吉町胡麻 創祀は正徳六年(一七一六)
日吉神社「大山咋命」 南丹市日吉町畑郷 創祀は正保元年(一六四五)
日吉神社「大山咋命」 船井郡京丹波町井尻(旧瑞穂町井尻) 創祀は文安二年(一四四五)
日吉神社「大山咋命」 船井郡京丹波町八田(旧瑞穂町八田) 創祀は不詳。
日吉神社「国狭土之命」 京都市右京区京北辻町(旧北桑田郡京北町辻)創祀は天福元年(一二三三)。
日吉神社「国狭土之命」 京都市右京区京北比賀江町(旧北桑田郡京北町比賀江) 創祀は不詳。
日吉神社「猿田彦命」京都市右京区京北周山町
(旧北桑田郡京北町周山)
歴史・由緒等
創祀は不詳。
御祭神は、大山咋命・国常立尊・天忍穂命・伊弊諾尊・瓊瓊杵尊・国狭槌尊・煌根尊。
境内社は、事代主命社・熊野社・八幡宮社・大神宮社・春日社。
近江国の日吉大社を勧請し、祀つた。現本殿は寛保二年(一七四二)に再建されたもの。神鐘・灯籠は貞享・元禄・宝永・明和・天明・寛政年中にそれぞれ寄進された刻銘がある。
現鎮座地は下村ですが、神吉上村の氏神様です。上村に下村のための中の池を作つたために、そこに鎮座してゐた日吉神社の代地として現鎮座地に遷座したと伝へます。以前は禰宜家と言つて二十五軒の宮座組織が交代で神主を奉仕してゐましたが、現在は氏子全員で宮役を務めてゐます。境内には口丹波一とも言はれる大杉が聳えてゐます(左写真の杉)。
日吉神社(ひよしじんじゃ 南丹市日吉町胡麻) 創祀は正徳六年(1716年)。 毎年10月第3日曜日、「馬馳け」(うまかけ)と呼ばれる流鏑馬(やぶさめ)が奉納されます。「神馬(鎧)」「騎手(衣)」「射手(女形)」の3種の騎馬が神社の前を駆け抜け、その後を「稚児助」が走って「射手」の射た矢を拾い、その矢を神前に供えます。
「丹波の神社」さん
境内・社叢
鳥居
神楽殿(舞殿) 手水舎
本殿
境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「南丹市」、「丹波の神社」さん
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