村社 二村神社(真南条)
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概 要
社 号 式内社 丹波国多紀郡 二村神社
読み:古 フタムラ
所在地 兵庫県篠山市真南条
旧地名 丹波国多紀郡
御祭神
伊邪那岐命(いざなぎ のみこと) 伊邪那美命(いざなみ のみこと)
例祭日 10月9日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
丹波国(タンバ):71座(大5座・小66座)
多紀郡(タキ):9座(大2座・小7座)
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳(天平勝宝2年(750)小野道風之筆の額を賜う)
本殿様式 春日造 檜皮葺
境内摂社(祭神)
一口メモ
見内の式内二村神社から篠山に向かう途中で、372号線沿いの真南条に「二村神社」と標識があったので、そちらも尋ねた。もう一箇所は、篠山口駅に近い味間にある。二尊神社だったものが、二村神社と変えられた由来もそういうところからだろう。
式内二村神社 兵庫県篠山市見内
二村神社 兵庫県篠山市真南条
二村神社 兵庫県篠山市味間
歴史・由緒等
そもそもは、古市見内の式内社二尊神社(二村神社)であったものが、室町時代の宮座争いによって分裂したと伝えられる。
真南条にある二村神社の創立は元亀年間(1570~73)といい、以下のような話が伝わっている。文明十四年(1482)、古市集落に祀られていた式内二尊神社(現二村神社)において宮座争いが起こり、真南条村の名主が神殿の扉を押し開き御神像一体を持ち出して真南条に持ち帰った。名主は清流で御神像を浄めると、宮の谷奥にある山の磐座に御神像を安置して祀った。その後、御神体を山中においたままでは勿体無いと、山裾を切開いた現在地に移した。そして、元亀元年(1570)石鳥居を、元亀四年(1573)に神殿を建て、御神像を安置したのだという。
先の御神像争いの時、味間が神輿、西吹が馬具、矢代新田が椀箱を持ち帰り、それらを御神体として、それぞれの集落において祭事が行われるようになったのである。
境内・社叢
国道脇の社号標 鳥居
手水舎 境内
狛犬
拝殿 拝殿扁額
境内社 稲荷社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
『延喜式の調査』さん、他
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