澤神社 (式内 佐陁神社論社)
Contents
概 要
社号 澤神社
読み サタ さた
所在地 京都府綾部市栗町沢2
旧地名 丹波国何鹿郡
御祭神
東殿社(大嶋社) 事代主命(ことしろぬしのみこと)
西殿社(澤社) 国常立命(くにのとこたちのみこと) 埴安姫命(はにやすひめのみこと)
例祭日 10月10日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
大37座(就中一座月次新嘗)小523座
丹波国(タンバ):71座(大5座・小66座)
何鹿郡(イカルカ):12座 並小
近代社格制度 旧村社
創建
本殿様式 神明 流造
境内摂社(祭神)
式内 佐陁神社の論社は三カ所ある
大川神社[大山祇命] 京都府綾部市栗町上村5の乙
沢神社 東殿社(大嶋社)[事代主命] 京都府綾部市栗町裏山2
賽神神社(武大神社境内神社)[猿田彦神] 京都府綾部市小畑町五反67-1
一口メモ
城山を間に東が大川神社、西の麓に澤神社がある。栗町裏山2という住所表示が、ナビでは不明で田んぼの中の細道をさがしていて近所の方に聞いた。
綾部駅からは、右折して府道8号線に入る
1.9 km行き、鳥ヶ坪(交差点) を右折して 府道9号線 に入る
2.3 kmで右折し、99 mを左折、400 m行く。
歴史・由緒等
-玄松子の記憶さんより-
二棟並んだ本殿の東(右手)は、東殿社と呼ばれる大嶋神社。
西(左手)は、西殿社と呼ばれる澤神社となっている。創祀年代は不詳。
社伝によると、もとは澤山にあり、そのあたりに大きな澤があった。
中世になって付近が開拓され、澤田が多くなったといい、式内社・佐陁神社の論社であるという。明治初年の式内社選定に際し、昔から佐陁大川明神と称されていた大川神社が式内佐陁神社と指定されたが、当社の澤神社が佐陁神社であると異議を申し立て、明治十年、大川神社の式内指定は取り消されたという。
三社の規模が記されており、その記述から考えると社殿左手に、摂社若宮神社。
右手の大きな方が摂社・国造神社。小さな方が摂社・八坂神社だと思う。式内社として争った大川神社境内に、
「若宮神社・大嶌神社・澤神社・廣峯武大神・愛宕神社」と刻まれた石碑があったが
澤神社、大嶌(大嶋)神社、若宮神社は、当社境内の三社のことだろう。
境内・社叢
鳥居 社号標
手水舎 境内
社殿 拝殿から本殿
覆屋根の中に納まった二棟の本殿 左境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
『延喜式の調査』さん、他
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