生田裔神八社 三宮神社
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概 要
現社号 三宮神社
読み:さんのみや
所在地 神戸市中央区三宮町2丁目
旧地名 摂津国八部郡
御祭神 湍津姫命(タキツヒメノミコト)
例祭日 5月12日
社格等
式外社
生田裔神八社
(生田裔神八社(いくたえいしんはちしゃ)とは、兵庫県神戸市の生田神社を囲むように点在している裔神八社のこと)
創建
本殿様式
境内摂末社(祭神) 河原霊社
一口メモ
神戸の中心地でJRも三ノ宮。その地名の由来はこの神社です。元町から会議が終わり徒歩で。午後5時を過ぎて閉門していたので残念。
歴史・由緒等
由 緒
神社の創祀年代は極め難く古記録旬欠けているが、享保17年(1732)銘の石鳥居と手水鉢や、寛延元年(1748)銘の石灯籠が現存している。この地は以前尼崎藩領であったため、歴代の藩公が厚く信仰し、右の寛延の石灯籠は尼崎藩主の奉納したものと伝えられる。
明治維新頃までは、神社の附近は山手まで一面田園に過ぎず、宮はその中に西国街道に添うて丘を負い、うっそうと繁った森をなし、遠方からもよく望めて目標となっていた。その頃神社の前には、アヤメを植え、須磨の前田邸のカキツバタと同じく有名で、遠来の旅人にも親しまれていた。境内に祀る末社の三宮稲荷と、安高稲荷大明神は古くから霊験あらたかとして信仰され、各地からの信者の参詣が多い。
境内に「史蹟神戸事件発生の地」の石柱並びに概略を記した表示がある。又、昔の大砲が置かれているが、これは明治元年(1868)1月11日(旧暦)に神社前で突発した神戸事件のとき、外国兵との交戦に備前の藩兵が三門の大砲をひきいて応戦した。それとはぼ同時代のものである。
「兵庫県神社庁」
幕末に、この神社の前で神戸事件が起こった。境内に「神戸事件発生地の碑」が建てられている。
航海の安全と商工業の繁栄を守る神として、古くから一般の崇敬厚い神社。
古い記録がなく、いつ創設されたかなどについては未詳。祭神は水の神である湍津姫命(たきつひめのみこと)。境内に「河原霊社」や「史蹟 神戸事件発生地碑」と当時の大砲が置かれている。
慶応4年(明治元年、1868年)には、三宮神社前において、岡山藩(備前藩)兵と外国兵の衝突が発生した。明治政府初の外交事件となったこれを、神戸事件あるいは、備前事件と呼ぶ。
境内・社叢
社号標 狛犬
社殿
境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
市バス「三宮神社前」下車すぐ
JR「元町駅」より南東へ300m
阪神電鉄「元町駅」南東へ300m
神戸市営地下鉄湾岸線「旧居留地・大丸前駅」3番出口すぐ
阪神高速神戸線「京橋IC」から元町方面へ、旧大丸神戸店の北側。
駐車場なし
参 考
「兵庫県神社庁」
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