神明神社(京都大原)
Contents
概 要
社 号 神明神社
読み しんめい
別名 お伊勢さん
延喜式神名帳 式内社 山城国愛宕郡 大柴神社
所在地 京都市左京区大原草生町
御祭神 天照皇太神 豊受太神
例祭日 5月5日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
愛宕郡(オタキ) 21座(大8座・小13座)
式内社
近代社格制度 旧村社
創建
本殿様式
境内摂末社(祭神)
一口メモ
大原寂光院は三千院とともに有名な寺院で有料駐車場の案内が多いが、行けるところまで奥へ進む。寂光院の門前を過ぎ最奥部に道が二手に分かれており、狭い右手に神社らしき佇まい。駐車する場所がないので寂光院下手のやや広い橋の前に止めようかと思ったが、無断駐車禁止とあり、観光地は無断駐車すると怖いので再び奥へ。寂光院を挟んだ反対側に寂光院の駐車場があるのでしばしの時間だから止めさせていただいた。参道入口は竹棒で閉じられており、参拝禁止ではなく車除けだろう。参道を緩やかに登ると二手に石段があって、その上に境内がある。
式内 山城国愛宕郡 大柴神社 論社は三社ある。
神明神社 天照皇太神 豊受太神 京都市左京区大原草生町
岩戸落葉神社 稚日女神 彌都波能賣神 瀬織津比咩神 京都市北区小野下ノ町170
岩神神社 祭神不詳 京都市上京区浄福寺通上立売大黒町
岩戸落葉神社は旧葛野郡であり、式内堕川神社の論社でもある。大柴と落葉が似ていることからだろうが、郡が異なるし、落葉は堕川とも似ているので大柴神社の論社とするには無理がある。
神明神社もその名と内宮外宮からなり、伊勢神宮(大神宮)に依る社だ。消去法でいうと岩神神社となるのだが、岩を御神体とするし、当社も大柴神社の社名と結びつかない気がする。明確な決め手がないので廃絶とした方がふさわしいような。
歴史・由緒等
古社であり、『山城國式社考』も神明宮説を支持するが、この社が大柴神社である根処は明らかでない。
洛北大原の寂光院の裏山中腹にある。秋祭には湯が献じられる。
ここには宮座があり、当番(旧くは神主と称した)は毎月一日には神酒を供えて祭る。当番は月ぎめで、毎月行はれる引継ぎの儀式は夜暗い中で厳粛に行はれ、箱の授受がある。氏子区域は大原草生町である。
高野川から北西に入る谷間の奥にある。谷の奥に寂光院がありその裏手にある。境内に巨石あり。本殿は2棟、内宮と下宮とある。
境内・社叢
鳥居 社号標
手水舎 拝殿
社殿
左手 外宮 右手 内宮
境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式の調査」さん
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