総本宮 愛宕神社
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概 要
社号 愛宕神社
旧社名 阿多古神社
読み あたごじんじゃ
別名 「愛宕さん」
所在地 京都市右京区嵯峨愛宕町1
御祭神(本殿)
(若宮)
(奥宮)大黒主命(大国主命)以下17柱
御神紋
例祭日 9月28日
社格等
式外社だが、元愛宕として丹波国桑田郡(現亀岡市)の愛宕(阿多古)神社神社が推定されている。
近代社格制度 旧府社
社格制度廃止後 別表神社
創建 大宝年間(701-704年)
本殿様式
境内摂末社(祭神)
神明社 (天照大神) 熊野社(伊弉諾尊)
稲荷社 白髭社 慶俊社 好庵社
文化財
革包太刀(笹丸)則宗の銘あり(京都国立博物館に寄託)
一口メモ
2016年1月28日。今回の山城国式内社・有名社めぐりの皮切りは、愛宕神社一の鳥居から。車で途中まで行ける最短ルート「首無地蔵ルート」を選び、谷山林道まで来たら誤算。冬季は通行止めいきなり出鼻をくじかれたが、おかげで往復約3時間かかる愛宕参拝ができないため、時間に余裕ができ、奥深い京都市北部の式内社等をすべて回ることができた。従って、暫定的にページをあげて、次の機会に再チャレンジすることに。
2016年7月28日。ちょうど半年後、愛宕神社へ。ホテルを5時20分に出発。右京区梅ヶ畑殿畑町バス停から「首無地蔵ルート」ヘ向かう。谷山林道への橋を渡ると夏季は通行可であることは調べてあったが、実際に通行止めの立て看板がないことにほっとした。大型車ではやや狭い林道は、小型車なら問題ない。
歴史・由緒等
山城・丹波国境の愛宕山(標高924m)山頂に鎮座する。古くより比叡山と共に信仰を集め、神仏習合時代は愛宕権現を祀る白雲寺として知られた。
全国に約900社を数える愛宕神社の総本社として、また京都市民や全国から参拝者が絶えない。
また、明智光秀が「敵は本能寺にあり!」と主君織田信長を本能寺に攻める本能寺の変数日前の天正10年(1582年)5月下旬、愛宕山に参詣し愛宕五坊の一つである西坊威徳院で連歌を興行した。
その光秀の詠んだ発句『ときは今 あめが下しる 五月哉(さつきかな)』は有名。
愛宕神社への登山ルートは、たくさんある。
①清滝ルート(表参道)約2時間(約4.5km) 最もポピュラーなのが清滝からの表参道。清滝から徒歩約2時間(表参道と呼ばれ登り口が判り易く登山道も広いのでお奨め)
③月輪寺ルート 途中まで清滝ルートと同じで月輪寺を回るルート。
②水尾ルート 約2時間(約3.5km) 水尾から水尾分かれで清滝ルート(表参道)に合流するルート。距離は最短だが、勾配が険しい。(JR保津峡駅下車。または府道50号線水尾宮ノ脇自治会駐車場(有料500円)
④樒原(しきみがはら)ルート 約1時間半(約4.5km) 櫁原から徒歩約1時間30分・・・・平野屋から櫁原まで車で30分
他にも神社公式サイトにはないが、
⑤首無地蔵ルート 車で途中まで行ける最短ルートは、国道162号線で槙ノ尾バス停(高雄神護寺のすぐ北)から谷山林道(府道138号)を首無地蔵前駐車場(無料)まで約7km。そこから徒歩で愛宕神社まで約1.7km。勾配が緩やかなコース。正規の参道ではない。今回このルートを選択した。
⑥越畑ルート 越畑から地蔵山を越え、樒原ルートに合流する。
⑦神明峠ルート 水尾から徒歩約40分。途中から樒原ルートに合流する。
境内・社叢
京都市右京区嵯峨鳥居本(五山送り火の鳥居形は、この鳥居に因む。)
約20分で首なし地蔵手前の駐車場に到着。ここからは徒歩で愛宕神社まで直線距離で約1.7km。一箇所のみ岩がむき出しの急な箇所があるが、他のルートより勾配が緩いとはいえ、上り下りはあり、行けども行けども参道入口の石段に着かず。
途中広い平坦な登山道に合流し、分岐しているので、案内板はよくわからずスマホのマップで位置確認しながら、神社に近づいているのを確認した。あとで調べると樒原(しきみがはら)ルートだった。
白髭社 やっと神社の鳥居が目に入った。
社号標 参道石段
平日早朝にもかかわらずウォーキング登山される方が数人おられ、どの方もあいさつされる。参拝者のマナーを心得ておられます。
午前7時。霧がかかっている 先ほど下から見えた白髭社の鳥居(本社参拝後こちらから降りる)
白髭社 少し先に日吉龍神と書かれている扁額
神社前鳥居(鉄製) 拝殿前の磐座
表参道の嵯峨鳥居本の一の鳥居の間に二の鳥居があるので三の鳥居か?!いずれも両部鳥居
神門 手水舎
左手に稲荷社 拝殿入口
拝殿扁額 拝殿内
本殿 若宮
奥宮 大黒主命(大国主命)以下17柱 境内左手 神明社 (天照大神) 熊野社(伊弉諾尊)
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
登山ルートを参照
参 考
『神社公式サイト』http://atagojinjya.jp/
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