聴部神社(式内 聞部神社)
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概 要
社号 聞部神社 式内社 丹後国熊野郡 聴部神社
読み:古 キヽヘ、現 きくべ
所在地 京都府京丹後市久美浜町大字友重字式ノ谷
旧地名 丹後国熊野郡海部郷
御祭神 菊理媛命(ククリヒメノミコト)
例祭日 4月15日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
丹後国(タンゴ):65座(大7座・小58座)
熊野郡(クマノ):11座(並小)
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 流造呉板葺
境内摂社(祭神)
一口メモ
312号線を南東へ3.5Kmほど進み、旧道らしい706号線を600mほど南下。706号線の西側に入る農道のような参道に鳥居が立っている。途中ゲートボール場の前に神社が見えたが天満宮という小さな社だったので、そこのお婆さんに 聞部(きくべ)神社を尋ねると、不思議そうにきべ神社かい?と聞き直された気がする。少し先の倉庫からまっすぐに参道が延びている。鳥居を車で進み、車が置ける駐車スペースの前に獣よけの柵があるので、勝手に開けて境内に入る。これは参拝してはいけないのではなく、どこの神社でも獣よけの柵が増えたが、参拝する時は開け閉めして下さいという意味だが最初は戸惑う。
明治の久美浜町合併までは川上村といった。
歴史・由緒等
当社は、字友重地区の氏神である。延喜式内社でもと、聞部神社と云う。神名帳考證に菊理媛命水分神と記す。
明治45年神饌幣帛科供進神社の指定を受ける。
「全国神社祭祀祭礼総合調査」 神社本庁 平成7年
『丹後旧事記』に、神社伝、河上摩須勧請なり。
『古事記』には、丹波道主命は、河上摩須の娘を娶ったとあり、熊野郡の中心地だったのだろう。
丸田神社、売布神社、須田の衆良神社、金谷の三嶋田神社、出角の伊豆志弥神社と河上摩須が勧請した神社(のち式内社)が連なっているのもその証しだ。
境内・社叢
鳥居 参道 獣避けのゲートを開けて入る
手水 拝殿
拝殿側面 拝殿扁額
本殿覆屋 境内社
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