村社 鏡宮神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号 鏡宮神社
読み かがみみやじんじゃ

日下部鏡宮 『国司文書・但馬故事記』

所在地 豊岡市竹野町草飼無番地

旧地名 但馬国美含郡竹野郷草飼村
御祭神 石凝姫命いしごりひめのみこと

日下部良氏 『国司文書・但馬故事記』
御神紋
例祭日 11月7日

社格等

近代社格制度 旧村社
創建    文徳天皇仁寿3年(853)
本殿様式

境内摂末社(祭神)

3社 表札がなく不明

一口メモ

JR竹野駅の西側。JR沿いの道の山手に面している。なぜか初めてとは思えない懐かしい道だと思ったら、蘇ってきた。小学生の頃、毎年区の子供会で夏休みの一日、切浜海水浴場に行っていたが、竹野駅から歩いた道ではないか。約1.2kmだが、子供の足ではずいぶん遠く感じた。

石凝姫命は、石の鋳型を用いて鏡を鋳造する老女の神。影見の宮が鏡宮となり、鏡から現在の祭神になったのだろう。

歴史・由緒等

創立年月不詳
応永15年(1408)本殿を再建し、慶安2年(1649)小出大隈守より神田を寄進せらる。
延宝4年(1676)本殿を造営す。
明治6年(1873)10月村社に列せらる。

「兵庫県神社庁」

人皇55代文徳天皇仁寿2年秋7月 日下部良氏を以て権大領と為す。日下部良氏は彦湯支命命の末裔なり。
3年秋9月 日下部良氏はその祖彦湯支命を阿故谷に祀り、阿故谷神社と称えまつる。
良氏卒す。年35。その妻日置部小手子ひきべのさてこは日下部良氏を影見丘に斎きまつる。
日下部鏡宮これなり。草飼は日下部の転訛なり。

人皇56代水尾天皇貞観17年冬10月8日 但馬国の節婦、美含郡人日置部小手子を位二階に叙す。小手子は年16、権大領外十八位上日下部良氏にしたがい、年29で夫去るも節を守り、移らず、再婚を為すの意なし。すなわち晩令に至り志を執りて固し。郷党きょうとう敬い褒め称える。

『国司文書・但馬故事記』

『日本列女伝』にも日置部小手子がその一人に選ばれている。

日置部小手子は気多郡神鍋(豊岡市日高町)出身といわれている。

境内・社叢

  
鳥居                        社号標

  
拝殿                        拝殿扁額

   
狛犬

  
本殿覆屋                      右境内社

  


左境内社

地名・地誌

草飼

『国司文書別記 但馬郷名記抄』 鷹野郷草香部

『大田文』 草飼

古名は影見。草飼は日下部の転訛

地 図

交通アクセス・周辺情報

ホームページ

参 考


1件のコメント

コメントを残す

アバタープレースホルダー

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA