式内 小坂神社(森井)
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概 要
社号 式内社 但馬国出石郡小坂郷 小坂神社[ヲサカ]
読み:古 ヲサカ 現 おさか
江戸時代は「十二所権現」「十二所神社」
所在地 兵庫県豊岡市出石町森井字大坂59
旧地名 但馬国出石郡小坂郷
御祭神 小坂神(国津神)
例祭日 10月15日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
但馬国(タヂマ・たじま):131座(大18座・小113座)
出石郡(イツシ・いずし):23座(大9座・小14座)
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 流造 柿葺
境内摂社(祭神)
一口メモ
江原駅の東へ8Kmほどの出石町森井に鎮座。国道312号から円山川を越えて482号線を東へ進み、小坂小学校あたりで南へ入り、奥へと進む。参考までに、同名の小坂神社が国道482号線を西側にある。
歴史・由緒等
由 緒
聖武天皇天平年間(729~749)の創立と伝へ延喜式の制小社に列し往古より森井尾崎両村の産土神なりしも中古播州宍禾郡森井の人此の地に移住し熊野十二所権現を併せ祭るに至れり然るに中古両村に山林の紛争絶えず遂に神社を分離し十二所権現と称し明治6年(1873)神社調査に際し十二所神社と定め同年(1877)10月村社に列し次いで同25年(1892)小坂神社と改称す。
大正10年(1921)在来祭神未詳なりしを忍坂連の祖天火明命なりとの出願に及びしも確証なしとの理由に依り内務省神社局と協議の結果小坂之神と決定せり。
-「兵庫県神社庁」-
御由緒
聖武天皇天平年間の創立と伝へ延喜式の制小社に列し往古より森井尾崎両村の産土神 なりしも中古播州宍禾郡森井の人此の地に移住し熊野十二所権現を併せ祭るに至れり 然るに中古両村に山林の紛争絶えず遂に神社を分離し十二所権現と称し明治六年神社 調査に際し十二所神社と定め同年十月村社に列し次いで同二十五年小坂神社と改称す 大正十年在来祭神未詳なりしを忍坂連の祖天火明命なりとの出願に及びしも確證なし との理由に依り内務省神社局と協議の結果小坂之神と決定せり。
小坂神社[おさか]「小坂神」兵庫県豊岡市出石町三木字宮脇1
小坂神社「小坂神」兵庫県豊岡市出石町森井字大坂59
境内・社叢
鳥居 社号標
参道
拝殿
本殿覆屋 境内社
御由緒
天平十九年の創立と伝へ元同村字地主と称する地に鎮座せしが享禄年間大洪水のため 社殿流失せるため現社地に移転改築せりと伝ふ今尚舊社地附近を宮屋敷と云へり当社 は小坂郷九ケ村の総社と云ひ古来小坂神社九社大明神と称せしを明治以降小坂神社と 称し明治六年十月村社に列せらる同三十九年拝殿を新築せり由来当社は祭神未詳と明 細帳に記入ありしも大正十一年祭神確定の義を出願せしに忍坂連の祖天火明命に係る 確證なしとの理由に依り内務省と協議の結果小坂郷開拓に最も関係深き神なれば小坂 之神と決定奉祀すべき旨にて許可せらる。
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