式内 新井神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社 号  式内社 丹波国氷上郡 新井神社
読 み: 古 ニヒヰ 現 にい
江戸時代は「日吉山王」と称していた
所在地 兵庫県丹波市柏原町大新屋字湯ノ森514-1
旧地名 丹波国氷上郡
御祭神
皇産靈神(みむすびのかみ) または天照御魂命(あまてるみたまのみこと)
『神祗志料』天照御魂命
例祭日 10月10日

社格等

古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
丹波国(タンバ):71座(大5座・小66座)
氷上郡(ヒカミ):17座(並小)

近代社格制度

創建       欽明朝
本殿様式    春日造 萱葺

境内摂社(祭神)

稲荷神社・八幡神社・日枝神社・愛宕神社・風天神社・石見神社
神宮寺 日吉山王鎮寺

文化財

本殿 兵庫県重要文化財

一口メモ

JR柏原駅カラは、国道176号線に向かって北西に48 m進む。柏原駅前(交差点)を左折して国道176号線 に入る。800mで柏原下町(交差点)を左折して県道290号線に入る。2.4 kmで社号標を左折して、県道291号線に入って550m。
ただし神社までの道は工事中で迂回路をさがしたが、行けないので290号線の500m手前に広い道があるので行くことができた。

歴史・由緒等

「延喜式」に記載されている式内社として、平安時代の初め(9世紀)にはすでに創建されていた新井神社。その本殿(県指定重要文化財)には、中井権治の手による一対の猿の木彫があります。
「丹波市観光協会」

由 緒
創立年不詳。平安時代の初め9九世紀には、すでに創建されていたとされる。

「滝ケ谷」という所に祀られていたが、天正7年(1579)、高見城落城の時に類焼し、現在地の「湯の森」で再建されたものが現存の社殿である。

高皇彦神霊が祀られていたが、江戸時代寛文年間(1661~1673)に比叡山延暦寺の守護神「日吉神社」の分霊が勧請。

日吉神社は俗に「山王権現」ともよばれ、山王の使者が猿であるということから、この付近では犬を飼ってはいけないという伝承も残っていた。

拝殿にある一対の猿の木彫は、柏原の名工中井権治の作。

-「兵庫県神社庁」-

御由緒

新井神社は、式内社といって平安時代に定められた「延喜式」という法典によって定 められた神社で、平安時代の初め(九世紀)にはすでに創建されていたようです。

神社は、最初、現在地より奥の「滝ケ谷」という所に祀られていたのですが、一五七 九年(天正七年)高見城落城の時に類焼し、その後、現在地の「湯の森」で再建され たものが現存している社殿です。新井神社には、もともと天地創造の神である高皇彦 神霊が祀られていましてが、江戸時代の初め寛文年間(一六六一年~一六七三年)に 比叡山延暦寺の守護神「日吉神社」の分霊が移されてきました。日吉神社は俗に「山 王権現」ともよばれ、山王の使者が猿であるということから、この付近では犬を飼っ てはいけないという伝承も残っていました。(兵庫県指定・重要文化財)

拝殿にある一対の猿の木彫は、柏原の名工中井権治の作です。

全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年

境内・社叢

鳥居・三本杉

  
社号標             手水舎


境内

  
茅葺き屋根の本殿                        側面

  
左手境内社

境内下手

  

能舞台・鐘楼              舞殿

  
社頭掲示板

道をはさんで前にある社


石見神社・稲荷神社

  
石見神社                        社頭掲示板

  
日本一の大きさの石製碁盤

  

地名・地誌

地 図

交通アクセス・周辺情報

参 考

「延喜式神社の調査」さん、他

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