式内 相楽神社
Contents
概 要
社号 相楽神社
読み さがなが 神名帳などの古資料では“サカラカ”
近世まで八幡社と呼ばれていた
延喜式神名帳 式内社 山城国相樂郡 相楽神社
所在地 京都府木津川市相楽清水1
御祭神
例祭日 10月17日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
畿内:658座(大231座・小427座)
山城国 式内社122座 大53座(並月次新嘗・就中11座預相嘗祭)・小69座(並官幣)
相樂郡 6座 大4座 小2座
式内社
近代社格制度 旧郷社
創建
本殿様式 三間社流造 檜皮葺
境内摂末社(祭神)
本殿左 若宮神社(一間社春日造・檜皮葺、室町後期の造営、京都府登録文化財-1985登録)
鳥懸神社 待枝神社
本殿右 子守神社・清水神社
神域左前に豊八稲荷神社
文化財本殿 府重要文化財
一口メモ
JR片町線西木津駅から南西へ約230m、近鉄山田川駅から東へ約600m。京阪奈自動車道山田川ICから国道163号線を東へ500m。
相楽を“そうらく”と読むと思っていたが“さがなが”。(読めるかい!w)
歴史・由緒等
相楽神社は、北ノ庄区・大里区・曽根山区(旧相楽村)の産土神として古くから祀られてきた社です。近世までは単に八幡社と呼ばれていましたが、明治に至って、平安時代の法典『延喜式』に記された『相楽神社』に定められ現在の社名になりました。
「社頭案内板」
しかし、八幡社と呼ばれていた通り、祭神が・誉田別命(応神天皇)である八幡社であり、疑問である。
山城国式社考(1711・江戸中期)に、
「此社相楽郡に在り。今八幡と称す。はせ村より大和歌姫へいたる道衢なり。是郡山道なり」
・山城名跡巡行志(1754)に
「今八幡と称す」
などの古資料からみて、室町以前から、大和と山城を結ぶ奈良街道(歌姫越)の道筋に当たる当地にあり、八幡宮として知られていたのは確かという。
その八幡宮を、明治10年に式内・相楽神社と比定したのは、延喜式にいう社名と鎮座地の郡名・地名との一致からだろうが、その比定根拠を記した資料は見当たらない。
境内・社叢
社頭
鳥居 手水舎
社頭案内板
神門
境内左右に仮舎
狛犬
拝殿
本殿
本殿左手 若宮神社本殿(修復中) 本殿右手 子守神社・清水神社
若宮神社左手 待枝神社 鳥懸神社
地名・地誌
地図
交通アクセス・周辺情報
片町線西木津駅から南西へ約230m
近鉄山田川駅から東へ約600m
京阪奈自動車道山田川ICから国道163号線を東へ500m
参 考
「戸原のトップページ」さん、「延喜式の調査」さん
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