村社 國主神社
Contents
概 要
社 号 國主神社
読 み くにぬしじんじゃ
安木坐神社 『国司文書・但馬故事記』
所在地 美方郡香美町香住区安木1305-3
旧地名 但馬国美含郡佐須郷奥安木村
御祭神 大国主命
例祭日 9月20日
社格等
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 桁行一間、梁間一間、母屋造、千鳥破風付、向拝一間、軒唐破風付、柿葺 天保三年(1832) 『兵庫県神社誌』
境内摂末社(祭神)
一口メモ
県道11号線安木から南へ。奥安木集落の手前。
歴史・由緒等
崇神天皇15年(BC83)の創立と伝え、三輪岡山に鎮座し、雄略天皇22年(478)三輪岡山に再建す。
文武天皇大宝2年(702)4月美含郡主政大初位下安来我孫之を竹ヶ鼻山に遷し奉る。
大治5年(1130)9月安井庄司更に亀ヶ渕に遷座せり。
天保3年(1832)社殿を再建し、明治6年(1873)10月村社に列せらる。「兵庫県神社庁」
人皇十代崇神天皇十年秋九月 丹波国青葉山の賊陸耳御笠、群盗を集め民物を略奪す。その党狂ノ土蜘蛛多遅麻に入り、
猩獗 を*1極む。天皇 彦坐命に勅して、これを討たしめ給う。
(ついに勢刺海(伊伎佐)で刺し殺す。天皇はその功を賞して、丹波道(丹波・丹後・但馬)を賜う。
十五年秋九月 美伊県主武額明命は、大国主命(亦の名は八千矛大神)・玉櫛入彦命(亦の名は美保大神)を安来浦に祀り、安来坐神社と云う。
大宝二年(702)夏四月
安来我孫 を以て、美含郡主政に任じ、大初位上を授け、凡海連 寿美を以て、主帳に任じ、大初位下を授く。安来我孫は大国主神の孫、天八現津彦命の末裔なり。
昔、垂仁天皇(崇神天皇に他ではなっている)の御宇、県主武額明命が斎き祀る神、大国主命・玉櫛入彦神は安来村に坐すを以て、社殿を造営し、祭祀を行いまつる。天八現津彦命は玉櫛入彦命(事代主命)の御子なり。
『国司文書・但馬故事記』
*1 猩獗 顔を紅潮させたかのように激しく怒り狂うこと
境内・社叢
鳥居
神橋 たくさんの狛犬
本殿覆屋 左境内社
右境内社 赤い鳥居は稲荷神社
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