県社 日吉神社(兵庫県豊岡市)
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概 要
社号 県社 日吉神社
読み:ひよし
江戸時代初期は「山王権現」、通称「さんのうさん」
所在地 兵庫県豊岡市山王町10-23
旧地名 但馬国城崎郡城崎郷
御祭神 主祭神 大山咋命(オオヤマクイノミコト)
配祀神 佐々木大神(ササキノオオカミ) 菅原道真(スガワラノミチザネ)
社格等
式外社
近代社格制度 旧県社
創建 不詳
本殿様式 日枝造(日吉造)
境内摂社(祭神)
八坂神社(素戔嗚尊)、秋葉神社(秋葉大権現)、弁天社(弁才天)
例祭日
秋祭、境内に秋葉神社、八坂神社を祀り、獅子舞を行う。
八坂神社で7月6日祇園祭を行い、くじ引きを行う。
一口メモ
さんのうさんで親しまれている。市街地でも小田井県神社とともに宮司がおられる大きな神社。豊岡駅から豊岡高校の通学路に参道があり、よくデートコースになっていたw
三坂町側とJR山陰本線側からも鳥居前まで自動車で上がれる。
歴史・由緒等
御由緒
創建年代は不詳であるが、旧本殿は室町~江戸初期の建築であったと推定される。
江戸時代初期は「山王権現」と称し、正法寺跡に鎮座した。寛文8年(1668/05/03)、京極氏(京極高盛公)が丹後田辺藩より豊岡藩へ来封以来、歴代藩主京極氏の代々崇敬が篤い。
明治2年、社名を「日吉神社」と改める。
ー神社公式サイトー
由 緒
創立年月不詳江戸時代(1603~1867)山王権現と称し初め正法寺跡に鎮座せり。旧本殿は室町中期の建築にして境内神社稲荷神社の本殿とす。寛文8年(1668)京極氏豊岡藩主として来封して以来代々藩主の崇敬厚く参拝代参、或は奉納寄進に其の例多し。
明治2年(1869)社名を日吉神社と改め同6年(1873)2月郷社に列し大正7年(1918)幣殿拝殿を改築し同13年(1924)5月県社に昇格す。
-「兵庫県神社庁」-
鳥取布施にあった因幡山名氏の居城天神山城にも山王神社がある。神武山に山名氏が亀城(城崎城・木崎城・または豊岡城)を築いたときに、亀城に近い山王山にも比叡山の日吉(ひえ)大社(名神大)から山王権現を勧請したと思われる。
滋賀県大津市坂本の日吉(ひえ)大社は、全国に約2,000社ある日吉・日枝・山王神社の総本社で、日枝神社は日枝山(ひえのやま:後に比叡山の字が充てられた)から。通称として山王権現とも呼ばれる。
八幡神社とともに日吉神社・日枝神社(ひよしじんじゃ、ひえじんじゃ)あるいは山王神社などという社名の神社は、山王信仰に基づいて中世の武士が好んで日吉大社より勧請を受けた神社で、山名四天王垣屋氏の宵田城下であった豊岡市日高町宵田にも但馬のえべっさんとして知られる日枝神社がある。
境内・社叢
参道 山王山 社叢
社号標 鳥居
鳥居扁額 手水舎
境内 拝殿
拝殿扁額 拝殿・本殿
本殿 境内社 八坂神社(左) 秋葉神社(右)地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
山王山から眺める神武山(豊岡城址)
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