式内 小江神社(尾上)
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概 要
社 号 小江神社
読 み おおえじんじゃ
式内社 近江国淺井郡 小江神社
別 名 江戸時代は「山王観音氏神」
所在地 滋賀県長浜市湖北町尾上72
御祭神
御神紋 菊
例祭日 4月15日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
東山道 式内社382座 大42(うち預月次新嘗5) 小340
近江国 155座 大 13座 小 142座
淺井郡 46座 大1座 小45座
式内小江神社論社
滋賀県長浜市湖北町尾上72
滋賀県長浜市湖北町東尾上207-2
滋賀県長浜市湖北町海老江249
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 葦葺神明造
拝殿様式 入母屋造 間口3間3尺 奥行3間
境内摂末社(祭神)
一口メモ
琵琶湖の東岸を走る県道44号線から社殿と杜がよく見えるが、正面の行き方が分からず、旧道はとても狭く車を置ける場所がなさそうなので、また神社裏手の参拝者用らしき駐車場へ戻る。
式内小江神社論社は3社あげられているが、元の延喜式神名帳にある小江神社は当社が有力だろう。といっても他の社が式内小江神社を勧請した小江神社には変わりはない。
歴史・由緒等
創祀年代不詳であるが、式内社の論社である。垂仁天皇の皇女倭姫命勅命を奉じ、野州郡江頭の地を舟出され、湖上を北に向はれ、小江浦に上陸し給うて当社で休息された。そのとき里人踊を奉納して御心を慰めたと伝説されている。
敏達天皇が圭田を下賜され給ひ、爾来神饌田として宮守長老8人衆が耕作をして存続している。琵琶湖を隔てゝ神領山を有している。
明治2年神祇伯王家から社額と神鏡を賜わり、同5年には犬上県からも社額と本堂鍵が奉納された。同9年村社に列せられ同41年に神饌幣帛料供進社に指定された。当社は元亀年間織田信長の兵火によって多くの記録や社宝を失っているが天正年間佐々木、京極の一族が篤く尊敬し浅見対馬守が小江城に居城して復興に努めた。「滋賀県神社庁」
境内・社叢
鳥居 社号標
狛犬ならぬ狛石?
社域を示す鳥居が建てられる以前は、大きな石を入り口に一対で置かれていた。この地方の神社に多い。
狛犬
瑞垣中門 本殿
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