式内 多気神社

投稿者: kojiyama 投稿日:

Contents

概 要

社号 多気神社
延喜式神名帳  式内社 出雲国島根郡 多氣神社
読み:古 タケ 現 たけ
江戸時代は「竹宮大明神」と称していた
所在地 松江市上宇部尾町332
旧地名 出雲国島根郡手染郷
御祭神 武甕槌命(たけみかづち のみこと) 配 經津主命(ふつぬし のみこと)
例祭日 10月5日

社格等

『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
出雲国 187座(大2座・小185座)
島根郡(シマネ):14座(並小)

『出雲国風土記』「多気社」

近代社格制度 旧村社

創建
本殿様式   春日造

境内摂末社(祭神)

天満宮

一口メモ

宍道湖から中海につながる大橋川の中海大橋を渡り、道路に並行して中海に細長い防波堤が見える。防波堤の上に大きな建物が見えるがなんだろう。

歴史・由緒等

式内社というより普通にある村社の佇まいを感じた。どうりで明治41年に村社津森神社に式内多気神社を合祀し、村社多気神社と改めたとある。
嵩山山頂に鎮座している式内 布自伎美神社にも式内多気神社は式内門江神社とともに合祀されている。事前に調べていた工程表に布自伎美神社を記入し忘れていたので、回らなかったが、嵩山山頂へは多気神社から奥へ行き、集落から登山道を徒歩で約1時間かかる。嵩山は約300mの低い山で地元の方にはよく知られたハイキングコースとなっているようで、ゆっくり登るには良いコースらしいが、幸か不幸か事件的に余裕はなかったので記入していても参拝は無理だったと思う。

もとは女岳の山麓瓊鎮座。明治41年5月3日現在の地に遷った。
風土記の「多気社」に相当する。
上宇部尾村には、従来村社竹宮神社と無格社津森神社の二社があつた。
竹宮神社は女岳の山麓にあつて氏子の民家から遠隔地であり参拝に不便であつた。
明治41年5月3日津森神社の地跡に両社を合併し、社名を村社多気神社と復旧した。
-「延喜式神社の調査」さんより-

境内・社叢

  
鳥居                        狛犬


拝殿

  
本殿                        境内社 天満宮

地名・地誌

天平5年(733年)2月30日に成立したとされる『出雲国風土記』には、
島根郡手染郷
松江市手角町、長海町、野原町、本庄町、新庄町、上宇部尾町、美保関町下宇部尾辺り

1889年(明治22年)町制施行 本庄村

地 図

松江市上宇部尾町332

交通アクセス・周辺情報

国道9号線東出雲の交差点から県道153号線 と 県道260号線を経由して9.1km、15 分。

参 考

「延喜式神社の調査」さん、他

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