式内 横田神社(森山)
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概 要
社 号 式内社 出雲国島根郡 横田神社
読み:古 ヨコタ、現 よこた
江戸時代は「横田大明神」
所在地 松江市美保関町森山277
旧地名 出雲国島根郡
御祭神
大己貴命(おおなむち のみこと)、事代主命(美保神社)
例祭日 11月第二日曜日
社格等
『延喜式神名帳』(式内社)
出雲国:大2座・小185座
島根郡(シマネ):14座(並小)
『出雲国風土記』「横田社」
近代社格制度 旧村社
創建 年代不詳
本殿様式 大社造変態
境内摂末社(祭神)
一口メモ
下宇部尾の横田神社から東へ約3kmの森山にある。松江市役所美保関町支所前を通過し半島の反対側。
歴史・由緒等
創立年代は不詳。風土記にいう「横田社」であろうが、横田神社はもう一社、美保関町大字下宇部尾字宮ノ谷にも所在する。当社と共に古村社である。明治二十二年の町村制施行のさい、福浦・森山・下宇部尾の三村を合併して森山村が成立した。下宇部尾は森山の西隣の集落で、『出雲神社巡拝記』は「当社、古へハ下宇部尾村にありしを、後に当所に合祭れり、横田とハ彼の村古ハよこた村と云し故なりとそ」と記している。『大日本地名辞書』 は、巡拝記に拠って「延喜式、横田神社は古下宇部尾に在りしを、森山に移す。下宇部尾は今森山村の大字にして、古名横田と曰へりとぞ。」としている。然るに、『八束郡誌』ではこれらの説を採らず、神社明細帳に拠り、大字森山字横田の横田山城址の西下の横田谷に社地があったとし、水田の下に鳥居の根の朽木が残っていると書いている。横田城落城後、古関の美保神社に合祭し、のち天正十九年(一五九一)に現在地横田神社の社殿を設け、これに 美保神社を合祭したとしている。
-『式内社調査報告』-
境内・社叢
鳥居 随神門
手水鉢
狛犬
本殿
本殿左境内社 本殿右境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
「延喜式神社の調査」さん、他
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