式内 須流神社
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概 要
社号 須流神社
延喜式神名帳 式内社 但馬国出石郡 湏流神社
読み: 古 スル 現 する
別 名 主樓明神
所在地 兵庫県豊岡市但東町赤花字主楼谷632
旧地名 但馬国出石郡資母郷
御祭神 伊弉諾尊(いざなぎ のみこと)伊弉册尊(いざなみ のみこと)
『国司文書 但馬神社系譜伝』慎近王
例祭日 10月11日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
但馬国(タヂマ・たじま):131座(大18座・小113座)
出石郡(イツシ・いずし):23座(大9座・小14座)
式内社
近代社格制度 旧村社
創建 聖武天皇の天平19年(747)
本殿様式
境内摂社(祭神)
稻荷神社・武神社
一口メモ
旧出石郡で式内社神社巡りが最後に残った式内社。さすがに但東町は谷と谷が入り組み移動時間がかかる。赤花は国道482号線を行き、畑山で日出神社前の旧道を抜けて県道701号を東へ。赤花そばで売り出している。県道をさらに2kmほど進み赤花農村公園手前を南の道へ入る。鳥居を捜し当てたときは嬉しかったが、日が暮れかけて付近を捜すが社殿が見あたらず。また明るいうちにチャレンジしたい。 (2011年8月9日)
2012.4.29 この神社が式内社但馬国151座の最期になった(あと養父市建屋の斎神社にある縦縫神社の論社が残っているが)。道中ちょうどチューリップまつりで賑わっていました。
境内は、その鳥居からさらに南へ700mほど南下した山間部というか谷のような場所。
南下する道に沿って川が流れており、その川にかかる橋を渡って境内。
参道を進み、階段を上ると西向きに社殿が立っている。
拝殿は入母屋造、後方の本殿も入母屋造。境内や参道は、整備されて間もないようで
川にかかるコンクリートの橋も真新しいが社殿は少し古びた感じ。
本殿の左手には、大きな岩が転がっているが祀られている雰囲気はない。
歴史・由緒等
創祀年代や由緒は不詳。
主樓谷にあるため、主樓明神とも称される神社。
正徳2年(1712)9月「村中息災五穀成就」を祈願して本殿を建立。
文化14年(1817)9月に再建。「兵庫県神社庁」
出石郡赤花丘鎮座
祭神 慎近王
人皇42代聖武天皇の天平19年夏4月、出石郡主帳 下村主(しものすぐり)東里これを祀る。
※慎近王 新撰姓氏録(第二十八巻)河内国諸蕃・漢の段に「春井連。下村主と同じき祖。後漢光武帝の七世孫、慎近王の後なり。」とあり。『国司文書 但馬神社系譜伝』
境内・社叢
こんもりとした小山(古墳?)に鎮座
獣よけの柵が張りめぐされている。留め具を開けて中へ入る。
御神橋 拝殿
本殿覆屋・拝殿 境内社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
但馬の神社と歴史三部作
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