式内 波波伎神社
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概 要
社 号 式内 波々伎神社
式内社 伯耆国川村郡 波々伎神社
読み:古 ハハキ、現 ははき
江戸時代は「小松大明神」
所在地 鳥取県倉吉市福庭654
旧地名 因幡国巨濃郡
御祭神
主祭神 八重事代主命(ヤエコトシロヌシ)
祭神 天稚彦神(アメノワカヒコ)、下照姫神(シモテルヒメ)、少彦名神(スクナビコナ)、建御名方神(タケミナカタ)、味耜高彦根命(アヂスキタカヒコネ)、市寸島比売命(イチキシマヒメ)、多紀理毘売命(タギリヒメ)、多岐都比売命(タキツヒメ)
例祭日 10月13日
社格等
古代社格制度『延喜式神名帳』(式内社)
山陰道:560座 大37座(その内 月次新嘗1座)・小523座
伯耆国(ハフキ・ほうき):6座(並小)
川村郡:2座小
中世社格制度 伯耆二の宮
近代社格制度 旧県社
創建 不詳
本殿様式 神明流造
境内摂社(祭神)
荒神社
一口メモ
国道179号東に並行する広い市道の倉吉北高校前を何度も行ったりきたりしながら福庭北交差点を東へ川沿いに広い道を進む。福庭集落の古い細い道を登ると、小さな参道。石段を登ると別世界が。広い杜の中を苔生した参道をだいぶ歩いて手水舎が見えてきた。
歴史・由緒等
鳥取県の旧懸社は、樗谿神社 (鳥取市上町) と波波伎神社の2社
創建時期は明らかでない。社殿は1877年の再建。1916年、海田神社を合併。
八重事代で主命は大國主命の御子神で、國土経営の為此の地巡事の時、当社西方「ワタラガヒ」の地に上陸され当地方の開拓殖産に務められ、天孫降臨に当っては父神にすすめて恭順潔く國土を奉献して誠忠を儘され、父神に対して孝道を全うせられ献國後も永く皇室の護り神と成られました。其の荒神魂は青柴の巻籬内(今槙ケ木の字を充てる)に鎮まりました。之が当社御鎮座の根源である。
「全国神社祭祀祭礼総合調査」 神社本庁 平成7年
境内・社叢
社叢(天然記念物)
スダジイやタブノキの巨木が茂る原生林。自生のツバキも多い。1934年、天然記念物に指定。
福庭古墳
裏手に福庭古墳と呼ばれる円墳がある。古墳時代後期のものとされている。1956年、鳥取県指定史跡に。
社頭掲示板
手水舎 神門
拝殿 立派なしめ縄
拝殿・本殿 境内社 荒神社
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