府社 宗忠神社
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概 要
社号 宗忠神社
読み:むねただ
江戸時代は「宗忠大明神」
岡山の宗忠神社との区別のため、鎮座地名から「神楽岡宗忠神社」とも呼ばれる。
所在地 京都市左京区吉田下大路町63
旧地名 山城国愛宕郡
御祭神 主祭神 黒住宗忠(宗忠大明神)
例祭日 本殿は4月25日、神明宮は10月17日
社格等
近代社格制度 旧府社
創建 文久2年(1862年)
本殿様式 流造
境内摂末社(祭神)
神明宮(天照大御神)・白山社(白山比咩大神(菊理媛尊)、伊弉許尊、伊弉冉尊)・忠春社(赤木忠春)
一口メモ
吉田神社のある吉田山の大元宮の南東に間黒住教の教祖である黒住宗忠を祀る神社である。宗忠神社は、黒住教の教祖である黒住宗忠を祀る神社で京都と、黒住宗忠の生地で黒住教の本部のある岡山にある。
歴史・由緒等
由 緒
黒住教の教祖黒住宗忠を祀る。宗忠は、安永9年(1780)備前国(岡山県)の今村宮の神主の家に生まれ、文化11年(1814)の冬至の日、朝の太陽を拝しているうちに神人一体の霊感を受け、黒住教を創始した。以後布教を重ね、嘉永3年(1850)2月25日没した。安永3年(1856)朝廷から「宗忠大明神」の神号を与えられ、文久2年(1862)門人の赤木忠春が当地にこの大明神を勧請し、建立したものである。
幕末の頃には朝廷の勅願所となり、皇室や二条家、九条家などの公家からも厚い崇敬を受けた。
現在の本殿は流造で、明治45年(1912)に改築されたものであり、また拝殿も昭和12年(1937)に改築されたものである。本殿と並ぶ神明宮は、二条家より還したものといわれ、天照大神を祀る。
「京都観光NAVI」
江戸時代末期、1856年、神祇管領長上・吉田家より「宗忠大明神」の神号を与えられる。
1862年、黒住教門人・赤木忠春により現在地に宗忠神社が創建された。
1866年、第121代・孝明天皇の唯一の勅願所になり、皇室、二条家、九条家などの信仰も集める。
1866年、従四位下の神階となる。
近代、1872年、神道より別派独立し、神道黒住派となる。
境内・社叢
鳥居 手水舎
神井戸 拝殿
本殿 白山社
地名・地誌
地 図
交通アクセス・周辺情報
参 考
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